『時間を「うまく使う人」と「追われる人」の習慣』滝井いずみ

No.1732 2023年1月3日読了 今年の読了本、第1号です。去年読んだ『24 TWENTY FOUR 今日1日に集中する力』に続く時間管理に関する本の2冊目です。3冊目は『YOUR TIME』という本で、今日読み始めました。 この本は二つのタイプの人を比べる形式で、時間をうまく使うためのノウハウについて書かれている本です。時々目にする形式の本ですが、当然「追われる人」が時間に追われる理由の詳細を書いた本ではありません。 そもそも時間を管理することができるというのは、幻想に過ぎないと思い始めています。なのでこの本は、飽くまでも時間を管理するノウハウではなく、「うまく使う」コツを伝えるものだ[…]
麦二郎
去年

『24 TWENTY FOUR 今日1日に集中する力』堀田秀吾

No.1731 2022年12月30日読了 ちなみに2022年は、71冊の本を読んだことになりました。2016年は101冊と100冊を越えていたのですが、2017年以降順に79冊、89冊、91冊、91冊、85冊、71冊と続きます。本を読むと言うことは、冊数やページ数が大切なのではなく、良い本に出会えるかどうかということが大切なんだと思います。でも、良い出会いをするために、今年はもっと沢山読みたいと思っています。去年読んだ71冊目の本について、今日は感想を書くことにします。 12月6日に読み終えた『限りある時間の使い方』と同じ主張の本でした。タイトルどおり、「今、目の前のことにただ集中すること」[…]
麦二郎
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『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』八木仁平

No.1730 2022年12月27日読了 ざっくり言うと、「自己理解」を行って、自分が最も「やりたいこと」を「仕事」にするための本でしょうか。 「自己理解」については、巻末にその手順がフローチャート化されています。いろいろな質問に答えて、「何を大事にして生きたいか」を知ります。つまり、自分自身の大事なこと「価値観」を見つけます。合わせて「仕事の目的」も明確にしておきます。 次に成果を出すための「長所」を明確にします。そして、興味や情熱を感じる分野「好きな分野」を見つけます。いよいよ次から「やりたいこと」を絞って行くプロセスです。 「好き」と「長所」を掛け合わせて「やりたいこと」を仮に決めます[…]
麦二郎
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同じテーマの本を最低3冊は連続して読んでみる〜時間術編

急に思い付きました。あるテーマの本を読むなら、最低3冊を読んでみたいと。できたら、連続して読むのが理想です。 思い付いたら、さっそく実行あるのみです。年末から年始の休暇に読む本として、「時間術」関連の本を3冊買って来ました。次の3冊です。 『24 TWENTY FOUR 今日1日に集中する力』堀田秀吾 この前読んだ『限りある時間の使い方』寄りの本だと思って買いました。本の帯には、「最高の人生は今日この瞬間の先にある」とか、『「知りえぬ未来」と戦っても意味はない」』とありますので、『限りある時間の使い方』に近い本かなと思って、買ってみました。 目次の言葉を拾い読みした限りでは、「24時間に集中す[…]
麦二郎
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『新版 正しい家計管理』林總

No.1729 2022年12月18日読了 本屋さんに並んでいるのを見て、この本の装丁にひかれました。もちろん、それだけではなく、どんぶり勘定の我が家の家計をきちんと管理しないといけないという思いもありました。 家計簿をきっちりつけて、節約して、お金を貯めて行く、そんな家計管理の本ではありません。家計簿はつけないのです。 「はじめに」には、他の家計管理の本と一線を画している点が二つ書かれています。一つめは、「節約ではなく、価値あるものにお金をつかう」という考え方が土台になっている点。二つめは、「削るのではなく、価値をゼロから作り上げる」という点。つまり、見栄や流行、思い込みに踊らされないという[…]
麦二郎
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『みんなのGoodNotesアイデア&テクニック』

No.1728 2022年12月15日読了 「GoodNotes」というiPadやiPhoneのアプリを使っています。僕の場合は、PDF化した書類の保管程度にしか活用できていないので、本来のノートアプリとしての使い方をしてみたいという思いもあって、この本を買ってみました。 内容は、アプリの基本的な使い方とデジタルプランナーなど実際の使いこなし方に関する記事、それと使い易くするための設定とテクニックの紹介などです。事例としては、デジタルプランナーと家計簿、トラベルプランナー、勉強など8人の方の事例とアイデアなどが紹介されています。 基本的な使い方は参考になるので読んだのですが、事例の方は飛ばし読[…]
麦二郎
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『プロ目線のインスタ運用法』石川侑輝

No.1727 2022年12月13日読了 Instagramをビジネスで運用するためのノウハウが、良くまとまっている本です。何となく興味があって買った本ですが、個人でビジネスを始めるつもりも無く、会社で担当になったわけでもありません。本当に何となく買ってしまった本なのです。 でも、とても勉強になりました。Instagramの知らなかった機能について、知ることができました。単なる個人的な興味で、Instagramをやってはいるものの、やっぱりそれなりにフォロワーが増えたら良いなと思っていることは、間違いありません。フォロワー数に対するこだわりではなく、アップするからには見ていただけるととても嬉[…]
麦二郎
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『OKUDAIRA BASE 春夏秋冬の暮らし方』奥平眞司

No.1726 2022年12月10日読了 この本には、「春夏秋冬の暮らし方:料理、手仕事、おもてなし、道具のデザイン。28歳、自分が心地いい仕事と生活」という長い副題が付いています。この本の内容そのままを表していると思うのです。 著者の奥平さんが暮らしている古民家の内外の写真、収納の写真、料理の写真など写真が多い本です。そういう写真からも伝わりますが、文章からも「ゆったりとした心地良い暮らし」が伝わってくる本で、落ち着いた気持ちで、ゆったりとした気持ちで読めた気がします。「ていねいな暮らし」がそこにあって、とても好感を持ちつつ、そして羨ましさと憧れる気持ちで、ゆったりと読ませていただきました[…]
麦二郎
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『考える人のメモの技術』下地寛也

No.1725 2022年12月8日読了 日本一ノートを売る会社は、コクヨ株式会社と言うことです。その会社の社員の方達が、どのようなメモを書いているかを収集してわかった「手で考える方法」が、この本の内容です。 メモの種類は、次の3つに分類されています。「記録メモ」と「インプットメモ」、「アウトプットメモ」この3つです。 このうちの「インプットメモ」と「アウトプットメモ」に関するメモの技術が、この本には書かれています。 まず、「インプットメモ」に関しては、メモの基準を持つこと。つまりどのようなことをメモするのか、自分なりのフィルターを持っておくと言うことでしょうか。テーマを持っておくと言い換えて[…]
麦二郎
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『限りある時間の使い方』オリバー・バークマン

No.1724 2022年12月6日読了 本屋さんでも、ネットでも、良く目にするこの本でしたが、翻訳本だったので少々尻込みしてました。でも、最大の興味である「限りある時間の使い方」を知りたいという気持ちには勝てませんでした。 読んでみて、「なるほど、こういう内容だったのか」と思いました。禅の教えに近い考え方です。人間は「今」「この瞬間」のみを生きている。だから、「この一瞬」を生きることのみに心を尽くす。そういうことだと思います。 言い換えると、明日とか将来のために、「今」という時間を使うのは、ナンセンスと言うことだと思います。 効率的な時間の使い方をすれば、沢山のことができて、結局時間を増やせ[…]
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『読まれる・稼げる ブログ術大全』ヨス

No.1723 2022年11月30日読了 読み終えるまでは、「稼ぐ」こと中心の本なのかなと思っていたのですが、そうではなくて「読まれる」方に重点が置かれた本でした。構成も良い感じで、ブログの色々なノウハウが全般に書かれている「大全」というタイトルにふさわしい内容だったと思います。 例えばスマホで見ている人が大半だとか、日記を書いても書いている人に興味が無いと読んでくれないとか、そういうブログの特性から入ります。 そして、何を書けば良いのか。わかりやすい文章を書くコツ、文章は少なく見せるのが良いという章が続きます。読者の増やし方、SEOのこと、過去記事の扱い方など。 稼ぐことに関する記述は、3[…]
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『仕事と勉強にすぐに役立つ「ノート術」大全』安田修

No.1722 2022年11月22日読了 ノート術に関する本は沢山出版されていて、僕もノートや手帳好きなので、結構読んでいます。この本は、著者が読んで実践してみた50冊のノート術に関する本のエッセンスが詰まった本です。200ページもない本なので、これに50冊の本のノウハウが書かれているわけですから、かなり広く浅く書かれている感じがしました。 章立ては7つです。行動ノートと企画ノート、メモノート、整理ノート、勉強ノート、目標達成ノートの6つに分類されて、最後に著者が辿り着いたノート術に関する章があります。それぞれどの本に出てくる内容なのかも書かれています。気になったものは実際にその本を読んでみ[…]
麦二郎
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『名医が教える 飲酒の科学』葉石かおり

No.1721 2022年11月19日読了 お酒の健康への影響についての名医の見解を集めた本です。予め想定していたとおり、健康に良い内容がある筈がありません。 章立ては、7つです。第1章は、「酒の強さ」や「酔っ払うという状態」、「二日酔い」、「適量」、「γ-GDP」などの科学的な根拠など。第2章は、飲み方に関することや歳を取ると弱くなるのかなど。第3章は、がんのリスクとお酒について。第4章は、胃酸逆流について。著者が患っているということ。第5章が、お酒を飲むと太るのかどうか。やっぱり太るのでしょうね。第6章が、免疫との関係。コロナ予防との関係も。最後に第7章は、依存症について。 幅広く健康とお[…]
麦二郎
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『仕事も人間関係もうまくいく 放っておく力』枡野俊明

No.1720 2022年11月15日読了 この本との出会いは、東京駅なかの本屋さんでした。まずはタイトルに惹かれました。そして著者が枡野俊明さんだったのも、これまでいくつか読んでいたので、安心できました。手に取って、パラパラと捲ってみました。そしてあるページの言葉が引っかかりました。悪い意味ではなく、良い意味で引っかかったのです。 その時は仕事の帰りで、自分がメインと思っている仕事が進まないので、ちょっと苛々していた精神状態でした。章立ては、5章です。1章から順に「人間関係はもっとドライで良い」、「不安・焦り・怒りの手放し方」、「心をすり減らさない練習」、「自分で自分を苦しめないこと」、「人[…]
麦二郎
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『リバー』奥田英朗

No.1719 2022年11月12日読了 約650ページの大作でしたが、飽きさせないのは、さすが奥田英朗さん。久々長編小説を楽しんで読むことができました。 栃木県と群馬県の県境を流れる渡良瀬川を舞台とした小説です。ある日渡良瀬川の河川敷で若い女性の死体が発見されます。十年前の連続殺人事件と同じ手口の殺人事件でした。栃木と群馬の両県の警察が動き始め、3人の容疑者が浮かび上がります。刑事達と退任した元刑事、十年前の被害者の父親がそれぞれに犯人を追いかけるミステリーです。 ミステリー作品なので、これ以上は語りません。それにしても長い小説でしたが、飽きないで読むことができたのは、奥田英朗さんの上手さ[…]
麦二郎
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『新版 ミーニング・ノート』山田智恵

No.1718 2022年11月11日読了 この本では「チャンス」と呼んでいるようですが、言い換えるとその日の出来事などのうち心が動いたことと言う意味かなと思いました。成功へ結び付ける直接的なチャンスだけではなく、心が動いたことを記録して行き、振り返ることによって意味づけなどを行って行き、本当に自分がやりたいと思うことを見つけたりするノートなのです。 1日にあったチャンスを3つ選んで書き出し、それを1週間分蓄積して、振り返りを行って週で3つに絞ります。さらにそれを繰り返して、1か月を振り返りまた3つに絞り、そのデータを貯め込んで行きます。個々のチャンスでつながりのあるものは、線で印をつけておき[…]
麦二郎
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雑誌の読み方

以前は結構雑誌を購入していたのですが、読まないまま本棚に立てておくことが多くなったので、気になるものはdマガジンで読むことにしていました。最近になってまた雑誌が気になることがあって、写真の「PRESIDENT」をdマガジンでチェックしてみたら、肝心の特集記事で読めないページが多かったので、Amazonで買ってしまいました。 写真の右側の3冊も、最近買った雑誌です。今回買った「PRESIDENT」の「人生後半の時間術」という特集記事が非常に気になりました。前回の3冊も結局特集記事が気になったのですが、「日経トレンディ」の特集は「ずるい文章術」、「PRESIDENT」の9/16号の特集が「最高の瞑[…]
麦二郎
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『人生の純度が上がる手帳術』本橋へいすけ・井上ゆかり

No.1717 2022年11月4日読了 「pure life diary」という手帳を開発された方による手帳術の本です。もちろん「pure life diary」の内容が書かれていて、この本を読めば他の手帳でも実践できるようにと出版された本です。 僕は決まった項目について、考えていることを書いてみるというワークが苦手です。なので、この本のようにワークが中心の本は敬遠することが多いのですが、「手帳術」に惹かれました。ワークはこの本の購入特典として、シートをダウンロードできるようになっているので、改めてやってみることにして、本に書かれていることを一気に読みました。 最初に書かれていた「TODO思[…]
麦二郎
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『図解 超タスク管理術』佐々木正悟

No.1716 2022年10月30日読了 本のタイトルの前に「なぜか仕事が早く終わらない人のための」という言葉が付いています。読んでいる時は、あまり意識していなかったのですが、読み終わってみるとなるほどと思います。 最初はタスク管理術の基本的な事項についての解説が書かれています。そもそもなぜタスク管理が必要なのかということに始まり、タスク管理の基本ステップをやさしく解説しています。タスク管理の用語についても解説されていて、とてもわかりやすい本だと思いました。基本的には、予定とプロジェクト、タスクの3つに分けて、それぞれカレンダーで管理するのか、ToDoリストで管理するのか、が解説されており、[…]
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『朝1分間、30の習慣。』マツダミヒロ

No.1715 2022年10月22日読了 朝起きて、「今どんな気持ち?」とか、「どんな1日になったら良いか」、「今日の楽しみは?」、「今日の最優先タスクは?」など、いくつかの質問を自分自身に投げかける習慣のすすめみたいな本です。 この本に書かれていることを凝縮したのが、付録として添付されていたり、ダウンロードできたりする「プロダクティビティシート」です。この本がすすめる質問項目だったり、タスクやコンタクトリストなどを書き込むようになっています。スケジュール化するためのバーティカルに時間軸が書かれた部分もあります。なかなか良くできている印象です。さっそく、印刷してみて書き込んでみました。そのう[…]
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