『仕事は「段取りとスケジュール」で9割決まる!』飯田剛弘

No.1852 2024年2月22日読了 ほんの10冊程度だけど、本棚に再読したいと思っている本を保管している。読んだらさっさとメルカリで売るか、ブックオフに持って行くかしてしまい、本を貯め込まない方なので、本棚はむしろ本以外のものが多くなっている。この本は、2018年の年末に一読した本だから、実に5年以上本棚にあったと言うことになる。仕事術の基本がまとまっている本なので、もう一度いつか読もうと思った。 今回再読してみて、改めて大事だと思うことがいくつかあった。 段取りをするにも、所要時間の見積もりは重要で、経験則によるか思っている1.5倍くらいの時間を見積もり、余裕を持たせておくこと。やるべ[…]
麦二郎
2日前

『お帰り キネマの神様』原田マハ

No.1851 2024年2月21日読了 2011年に出版された『キネマの神様』は、山田洋次監督により映画化され、2021年に公開された。映画は原作を大幅に書き換えていたようだが、その映画を元にノベライズされたのがこの『お帰り キネマの神様』だ。今回読んだのは文庫本だけど、『キネマの神様 ディレクターズカット』という単行本が2021年に出版されている。この単行本の文庫化なんだと思う。 時は令和元年秋、円山郷直とその家族の暮らしから入る。郷直ことゴウは、酒と博打で年金もシルバー人材センターを通じた僅かな収入も使い果たす生活。娘は孫と一緒に出戻って、妻も含めて家族4人で暮らしている。 時を遡り、昭[…]
麦二郎
3日前

『3色ボールペンの使い方』齋籐孝

No.1850 2024年2月17日読了 2003年に出版された『3色ボールペン情報活用術』をもとに序章を加筆し、出版された本。その本は読んだことは無いが、3色ボールペンのことについては覚えている。3色とは赤、青、緑のこと。出回っているボールペンは黒が必ず入っているので、緑が入っているものと言うと、4色になってしまうかも知れない。 赤は、客観的に見て最も重要なこと。青は、客観的に見てまあ重要なこと。緑は、主観的に見て自分がおもしろいと感じたり、興味を抱いたこと。 このような色分けで、本や資料を読み丸をつけたり、下線を引いたりする。重要度が明確になるというもので、この作業をすることによって、情報[…]
麦二郎
6日前

本を買った理由を記録しておこう

昨日、会社の帰りに丸善丸の内本店に寄って、本を3冊買って帰った。何となく買い物をしたかったが、特別欲しいものも無く、文房具もこれ以上は要らないので、そういう時は本を買ってしまう。本屋さんであれこれ見て回って、自分が読みたいと思う本を買う。そのうち読むので、決して無駄遣いではないと思っている。むしろ、本を買いたい時は、気持ちが前を向いている時だと思う。 『朝イチの「ひとり時間」が人生を変える』キム・ユジン この著者の本は、良く目にする。そう思ってAmazonで検索してみたが、他には1冊エッセイが出版されているくらい。と言うことは、多分この本が何度も目に入っていたんだろう。私は早起きだから、自分の[…]
麦二郎
先週

『小さいことにくよくよするな!』リチャード・カールソン

No.1849 2024年2月15日読了 原題は、「Don't Swear The Small Stuff」。Google翻訳してみると、「小さなことに汗をかかないでください」という意味。「くよくよ」ではなく、「ばたばた」かも知れない。読み終えてみて、小さなことで慌てふためかないように、一大事だと騒がないで、どんと構えていない、それは当たり前のことだと受け止めてください、みたいな意味ではないかと思う。 他人を尊重したり、愛したり、感謝したり、受け入れることによって人生は変わる。人生の教訓のようなことが100項目書かれている本だけど、そのうちで特に気になったタイトルについて、列挙しておこう。 成[…]
麦二郎
先週

『50歳からの新NISA活用法』中野晴啓

No.1848 2024年2月12日読了 もう始まっていますが、新NISAとやらはどんなものなのか、珍しく投資に興味を持って買ってました。ちょっと読みかけていましたが、そのままお蔵入り。長期間積読本だったのですが、救出しました。思い切って読んでみようと、途中から一気読みしてみました。やっぱりこのジャンルは苦手です。 そういう私には、やさしく解説されていて、とてもわかりやすかった気がします。新NISA登場の理由についても勉強になったと思います。NISAと新NISAの違いについても、理解できました。著者が勧める投資信託についても、ある程度理解できた気がします。 最後の2つの章、第5章と第6章が興味[…]
麦二郎
先週

『さみしい夜にはペンを持て』古賀史健

No.1847 2024年2月11日読了 この本は、どんなジャンルと言ったら良いのだろう。本の帯の糸井重里さんのコメントでは、長編詩や冒険絵本などと表現されている。物語であり、挿絵も沢山入っているので絵本のようであり、文章を書く秘訣が語られていたりするから、実用的な面もある。この本を読むと、無性に日記を書きたくなるから、魔法の本かも知れないし。 舞台は何と、海の中である。海の中学校のあるクラスで、何となく仲間にすんなり入れないタコジローが主人公だ。タコジローがヤドカリのおじさんに出会うところから、物語は始まる。おじさんは、タコジローに日記を書くことを勧め、日記の書き方の指南をする。 日記の書き[…]
麦二郎
先週

『いちばんやさしいWordPress入門教室』佐々木恵

No.1846 2024年2月10日読了 このブログの作成には、WordPressを利用している。沢山のテーマと呼ばれるブログのテンプレートのようなものが用意され、プラグインをインストールすることで簡単に機能アップができるのがWordPressで、しかも無料なのだ。まだまだ知らない機能があるだろうと、この本を買ったのはずいぶん前のこと。いつだったか覚えていないけれど、2年くらいは経っている気がする。その証拠にこの本が対応しているWordPressのバージョンが低く、一部今と違っている部分もある。ただ、ほとんどは問題ないので、WordPressの基礎的な知識は十分得られると思う。 WordPre[…]
麦二郎
2週間前

『数値化の鬼』安藤広大

No.1845 2024年2月7日読了 安藤広大さんの本は、とてもわかりやすく、腹落ちする内容だと思う。気がつくと、書いてあることに納得し、自分もそうしようと思いながら読んでいる。 目標が数値化されていることは、自分に不足していることを認識でき、それを克服できている未来があるということで、定性的な目標では決して成長できない、ざっくりと言うとそういうことだ。人事評価が非常にわかりやすい。「良く頑張った」という感情的な評価ではなく、数値化された目標を達成したという客観的な評価が、人を成長させるのである。プロセスではなく、やはり結果なんだと思う。評価の場合、ついつい温情的な評価になってしまいがちな自[…]
麦二郎
2週間前

『やりたいことが絶対見つかる神ふせん』坂下仁

No.1844 2024年2月6日読了 ノートや手帳よりも、そしてPCよりも優れた点を持っているのが、「ふせん」というツール。思考の整理とか、脳にやさしいとか、そういう点はノートや手帳と同じで、PCでは適さない。PCでは並べ変えや編集が可能なんだけど、ノートや手帳はそれができない。でも、「ふせん」というツールはできてしまうのです。その分だけ、自分の思考を見える化するには適したツールというのが、著者の主張です。読んでみて、確かにそうだと思いました。貼って、剥がして、貼り直して並べ変えができるし、手軽なツールなので失敗すれば書き直して差し替えれば良いわけです。なるほどと思いました。 価値観とやりた[…]
麦二郎
2週間前

『余白思考』山﨑晴太郎

No.1843 2024年2月4日読了 論理的思考は、論理的に実証可能なものを積み上げて最適解を得る思考法。論理的思考による従来の仕事のあり方や価値の生み出し方には、限界があると考えられていて、最近ではアート思考とかデザイン思考とか、そういう思考法が出てきているのだと思います。アート思考は、自分自身の経験や興味に基づいて非連続なコンセプトを導き出す方法。デザイン思考は、他者視点で解決策を導く方法のことと、この本では書かれている。 著者の提案は、アート思考やデザイン思考と関連していると思うが、余白思考だ。常識にとらわれないで考えてみる。前例と違ったことでも、恐れず踏み出してみる。白と黒の間にある[…]
麦二郎
2週間前

『本当に大切なことの見つけ方』マツダミヒロ

No.1842 2024年2月3日読了 著者のマツダミヒロさんの肩書きは変わっていると思った。「質問家」「ライフトラベラー」ということだ。1年のうちで海外に滞在されているのは300日くらいらしい。質問によってやる気と能力を引き出す「魔法の質問」の使い手。 この本の内容は、本の帯にあるとおり。自分に質問することで見つけられるニュートラルなライフスタイル。常に自然体で、無理せず、まわりに左右されない自分になることができる本だ。 仕事と遊びの比率はどれくらいが良いのだろうか。最適な比率はもちろん個々人によって異なると思う。仕事に生きがいを求めている人なら、仕事の比率は高いだろう。遊びのための資金を稼[…]
麦二郎
3週間前

『成瀬は信じた道をいく』宮島未奈

No.1841 2024年2月2日読了 『成瀬は天下を取りにいく』の続編。相変わらず成瀬のキャラは面白い。「ときめきっ子タイム」と「成瀬慶彦の憂鬱」、「やめたいクレーマー」、「コンビーフはうまい」、「探さないでください」の5編が収録されている。「やめたいクレーマー」は「小説新潮」掲載作品で、他は書き下ろし作品。 どんどん成瀬ファンが増えていく。小学生、高知から来た受験生、クレーマーの主婦、びわ湖大津観光大使の女性など。そして成瀬の親友の島崎は健在。 変わっていて、他には知らないキャラである成瀬の魅力満載といったところ。とぼけているかのような変に真面目な面が際立っている。その時は関わりたくないと[…]
麦二郎
3週間前

『テンパリさんの仕事術』鈴木真理子

No.1840 2024年1月31日読了 テンパリさんとは、仕事でテンパることが多い人のこと。つまり期限に間に合わないとか、時間が足りないとか、そういう状態に陥ってしまいがちな人のことだ。最近そういう状態になったことが度々あったので、改めてそうならないためにどうすれば良いかを考えるため、この本を読むことにした。 新しいことは書かれていないので、これまで他の本などで読んだことが大半だった。つまり、「仕事でテンパらないようにするためには」という視点でまとめられている本なので、同じ視点から考えると理解がし易いってことだろう。一つこれは他では読んだことが無いと思ったのは、テンパリを記録する「テンパリカ[…]
麦二郎
3週間前

『星を編む』凪良ゆう

No.1839 2024年1月30日読了 「春に翔ぶ」と「星を編む」、「波を渡る」の3編の小説が収録されている。凪良ゆうさんの小説は、何だかんだでだいたい単行本が出たら買って読んでいる。『流浪の月』も初めて読んだ、他には無さそうな小説だったと思うが、『汝、星のごとく』はある意味衝撃的な作品だったと思う。こんなにすごい小説を書けるなんて、凪良ゆうさんって何者なんだと思ったものだ。 あれから少し時間が経って、すっかり『汝、星のごとく』を忘れていた気がする。でも、この『星を編む』が出版されて、迷わず買って読みたいと思った。そして、今回読んでみて、『汝、星のごとく』のスピンオフだと聞いていたけれど、サ[…]
麦二郎
3週間前

『踏切の幽霊』高野和明

No.1838 2024年1月28日読了 読み応えのある作品で、直木賞候補になった作品というのは、頷けました。この作品のことをどこで知ったのか、忘れましたが、気になった頃図書館で予約をして、長い間待って、やっと読めました。こういう読み応えのある本と出会うと、本当に読んで良かったと思います。 ミステリー作品なので、ネタバレは避けたいと思います。なので抽象的な感想になってしまうかも知れませんが、とても哀しい物語でした。感じ方によっては、いろんな面で人間の哀しさを目の当たりにしてしまいます。読後感が悪いかと言うと、やっぱり救われるものはあったのか、そんなに悪くはありません。すっきりしたかと言うとそう[…]
麦二郎
3週間前

月末、本のまとめ買い

まとめ買いと言っても、4冊だけです。この前Amazonで12冊のまとめ買いをして、積読本がまだ31冊もあります。2日に1冊読んでも、2か月かかる計算です。 4冊のうち、予め買いたいと思っていたものは、1冊です。直木賞受賞作の河崎秋子さんの『ともぐい』です。インスタグラムでフォローしている方が面白いということを書かれていたので、読んでみたいと思いました。熊文学らしいです。本の帯には、「身体の芯をえぐられるような死闘の連続!」とあります。読むのが楽しみです。 もう1冊小説を買いました。森見登美彦さんの『シャーロック・ホームズの凱旋』です。ヴィクトリア朝京都が舞台とあります。京都を舞台とした小説です[…]
麦二郎
4週間前

『耳鳴りと難聴のリセット法』木村至信

No.1837 2024年1月24日読了 「耳鳴りと難聴のリセット法」とは、次の4つでした。「あくび耳抜き法」と「アオアオ発生法」、「餃子耳法」、「耳マッサージ法」の4つです。加齢によって衰えている聴覚をある程度改善する方法です。メインは難聴対策でしょうか。 この本前編で訴えられているのは、難聴を侮らないということです。聴覚障害の重大性や如何に聴覚障害になってしまうと、今とは別の世界に自分を置いているかのようなものだということが、この本全体を通して説かれていると言っても良いです。耳鼻咽喉科と言うと、それほど頻繁にかかっていないですし。内科などと比べるとあまり行ったことはありません。こういう風潮[…]
麦二郎
先月

『低コスト生活』かぜのたみ

No.1836 2024年1月22日読了 かぜのたみさんはYouTuberで、「暮らしと自分をととのえる」というテーマで発信されているようです。もともとはミニマリストとして発信されていたようですが、お金のつかいかたや働き方にシフトされてきたようです。私の場合は、YouTubeはほとんど見ないので、この本を読んで初めて知ったのですが。 ミニマリスト関連の本は、結構読んでいます。ミニマリストと言うと、モノを減らして暮らしている人みたいなイメージがあるかも知れませんが、そうではなくてその人にとって本当に必要なモノだけで暮らしている方だと思います。他人が持っていて便利そうだからとか、流行っているからだ[…]
麦二郎
先月

『月の立つ林で』青山美智子

No.1834 2024年1月20日読了 5章に分かれています。一つ一つは、完結する形になっていますので、どこかで繋がっている短編が5つ収められている本だと言えます。 主人公は、順番に長年勤めた病院を辞めた就活中の元看護師、夢を諦めきれない売れない芸人、娘が突然嫁に行ったバイクの整備士、早く自立したい女子高生、家族とのバランスに悩むアクセサリー作家の5人です。いろんな悩みや迷いを抱えている人たちです。タケトリ・オキナという男性のポッドキャスト『ツキない話』を聴いているという点で繋がっています。 青山美智子さんの作品は、いくつかの物語が微妙に繋がっている形のものばかりという印象です。繋がり方は緩[…]
麦二郎
先月