月: 2024年3月

『奇跡を起こすたった1ページのノート術』知的生活追跡班

No.1863 2024年3月29日読了 この本を初めて読んだのは、2017年6月のこと。7年近く本棚にずっとあったと言うことになる。そのうち改めて読もうと思うことが、如何に当てにならないか、ということを証明しているようだ。再読したい、改めてもっとじっくり読みたいと思ったら、間髪を入れずに読むことにしよう。 6章に分かれて、ノート術を中心に手帳術やメモ術も含めて、そのヒントが書かれている本。各章の終わりにはコラムがあって、そこでは文房具が照会されている。どちらかと言うと、広く浅くという本になると思う。 1ページを半分に分けて使ったり、コーネルメソッドだったりする。方眼ノートは半分のところに線を[…]
麦二郎
先月

『記憶力日本一を5度獲った私の奇跡のメモ術』池田義博

No.1862 2024年3月23日読了 読んだ本はなるべく保管せずに処分することにしているので、再読しようと思っている本だけ少し残っています。それもそろそろ片づけようかなと思い、今月は時々再読しています。この本もそういう本のうちの1冊。発行日は2018年になっていますから、結構長い間本棚に保管していて、読んでなかったことになります。 「奇跡の」というと、少々大袈裟に聞こえます。目標を書いて目に付くところに貼っておくと、達成可能性がアップするということを指しているのではないかと思います。手帳の本でもそういう本があった気がします。記憶力の良い著者の記憶力アップを実現したメモ術ということかも知れま[…]
麦二郎
先月

『病院に行かない生き方』池田清彦

No.1861 2024年3月21日読了 生物学者の池田清彦先生の健康や老化に関する本。 何と70代後半の年齢にもかかわらず、毎日お酒を飲んでいるそうで、飲まなかったのは1日だけと言うから、驚いてしまった。毎日飲んでも大丈夫な人もいるし、そうでなくて一滴も飲めない人もいるのだから、人間には大きな個体差がある。お酒だけではなく、血圧など健康診断で計測されるいろいろな数値も然り。数値の平均的な値を外れたからと言って、それを健康でなく病気にしてしまう現代の医療への批判の書とも言って良いと思う。実際同感することが多々あった。 お酒を飲むことの言い訳みたいに聞こえるかも知れないけれど、飲まないことのスト[…]
麦二郎
先月

TOKYO元気キャンペーンで本のまとめ買い

「暮らしを応援!TOKYO元気キャンペーン」でQRコード決済で最大10%戻ってくるから、丸の内丸善で本をまとめ買いしました。期間は3月末までだったものが、今見ると3月23日に早期終了することになっています。駆け込むか、と思ったのですが、今週後半はリモートワークでした。 さて、買ったのは次の5冊。 『「指示通り」ができない人たち』榎本博明いやいや、この本は面白そうだ。自分の周りにも居る気がするが、ぴったり当てはまるタイプについて書かれているだろうか。そういう興味が購入動機です。 『結果を出してサクッと帰る神速時短』牧野祝子「結果を出してサクッと帰る」なんて働き方の理想です。最近仕事の一つ一つに時[…]
麦二郎
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『仕事と勉強ができる人のリアル「ノート&メモ」術』戸田覚

No.1860 2024年3月19日読了 自分なりのノート術を考えたいと思っているので、引き続きノート術の本を読んでみた。3月18日に発行された本なので、とびきり新鮮な本だ。 良く読んで(眺めて)いたことのある「ほぼ日手帳公式ガイドブック」とか、ムック本のノート術のように、いろいろな方の実際のノートの写真が沢山載っている。前半は仕事のノート、後半が勉強ノートだから、なるほど「仕事と勉強ができる人」とタイトルにあるとおりだった。しかも「リアル」だから、その人達のノートの写真が掲載されている。本屋さんでパラパラと捲っただけで、どんな本か一目瞭然なんだけど。 この手の本は、眺めていると「素晴らしい![…]
麦二郎
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『たった1分ですっきりまとまる コクヨのシンプルノート術』コクヨ株式会社

No.1859 2024年3月16日読了 再読と思っていたら、再々読だった。さすがにそろそろ見極めて、自分のノート術に取り入れるものは取り入れよう。気になったノート術をメモしておいたので、そのメモをここに書き写しておこう。 図で考えをまとめるなら、方眼ノート。議事録やデータをまとめるなら、横罫ノート。クリエイティブなら、無地ノート。 インプット用なら、横罫ノート。アウトプット用なら、方眼ノート。メモは、小さいノート。発想を求めるなら、大きいノート。 日付とタイトルをページ右上に書く。提案書の構成を考えるなら、A4方眼で。タスク管理やメモを、A7方眼で。打ち合わせメモを即ToDoリストにする。図[…]
麦二郎
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『ラブカは静かに弓を持つ』安壇美緒

No.1858 2024年3月9日読了 2023年の本屋大賞で第2位になった本。新刊の時に買いそびれていたので、図書館で予約待ちをしてやっと2週間前に順番が来た。さっそく読み始めてみたものの、他の本を読んでいたこともあり、最初はスロースタート。ここ数日でやっと読み終えた。 少年時代にチェロ教室に通っていて、事件に巻き込まれ怖い思いをし、不眠を抱える主人公の橘は、音楽著作権を管理する団体の社員。音楽教室を営む会社との裁判を控えており、橘はスパイとして音楽教室にもぐり込む。チェロ講師に教わり、その教え子達とも知り合って行く中で、橘はスパイの身に後ろめたさを感じ始める。再びチェロの演奏をする中で、過[…]
麦二郎
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『プチ移住 月2万円で手に入る!in 京都』テイスティ髙橋

No.1857 2024年3月3日読了 仕事を引退した後、2週間程度、滞在型で京都を旅したいと思っている。そんな細やかな夢があるので、Amazonでこの本を見つけた時には、すぐに欲しいものリストに加え、少し経ってからポチってしまった。 この本の著者は観光客から見た京都ではなくて、住人から見た京都を見たくて、プチ移住を思い付いた。要するに長期間滞在しながらの、京都見物なのである。月のうち10日間ほど滞在し、京都の住民になる。そのための住まい探しから始まる。マンスリーマンションやウィークリーマンション、賃貸住宅、分譲住宅、シェアハウスなど色々な住まいをコスパ中心で検討している。京都は学生の町だから[…]
麦二郎
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『60歳からは、「これ」しかやらない』和田秀樹

No.1856 2024年3月2日読了 タイトルからして、「60歳以降は我が儘な生き方をしてもOK!」みたいな内容かなと想定して、買ってみた本。確かに想定と大きく外れているわけではないけれど、健康面特に健康診断とか血液検査の数値などの内容が半分を占めていたのは、少し想定外だった。 章立ては3つで、人間関係と健康とお金が切り口。印象に残ったのは、やはり健康が切り口の第2章。日本の医療は、数値を下げることを目的としているとのこと。全くそのとおりだと思う。実際に私も病院に通う身だけど、常に数値ありきで、血糖値や血圧、尿酸値などがチェック項目だったりする。コレステロールなども言われるが、処方されるのは[…]
麦二郎
先月

『リセットする習慣』枡野俊明

No.1855 2024年2月29日読了 心を整えたい、と思うと「禅」関係の本を読みます。枡野俊明さんの本は、そんな中で最も読むことの多い「禅」に関する本です。副題に「やり場のない感情を整える62のヒント」とあります。章立ては7つに分けられていて、悩みを手放す方法と今を生きること、他人に縛らず生きること、良縁を得ること、感情を整えること、心地いい習慣、ささいな毎日を変えることというのが7つの分類になっています。 気になったことを拾い書きしてみます。 一つひとつ、できることをコツコツと 自我を捨てよ 先延ばしすると大事なご縁が逃げていく 一笑千山青 いっしょうすればぜんざんあおし 深知今日事目の[…]
麦二郎
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『モノが減ると「運」が増える』やましたひでこ

No.1854 2024年2月28日読了 どうしてモノを減らすことが、「運」を呼びよせるのだろう。どう考えても科学的根拠があると思えないけど、何だかわかるような気がするのは、不思議だ。 減らしたい、断捨離したいと思いつつ、なかなか実行できない私である。減らすと嬉しくなる気がするのは、やっぱり気持ちがスッキリするからだろうか。気持ちがスッキリして、気分が良くなって、結果「運」が良いと感じるのではないか。 この本は、モノを減らしたり、拭いたり、磨いたりすることに関して、家の中の場所毎に書かれている本だ。玄関、トイレ、浴室・洗面所、リビング、クローゼット、キッチン、寝室、書斎と家の中の特定の場所にお[…]
麦二郎
2ヶ月前