引退後の暮らしを思う日々

小説

『犬がいた季節』伊吹有喜

No.1594 2021年3月31日読了 3月31日、滑り込みで読み終えた本。犬と言えば、馳星周さんの『少年と犬』を1月末に読みました。あれは感動的な話であり、ちょっと悲しくなる物語でした。私も犬を飼っているので、「犬」の物語にはとても興味を持つのですが、反面悲しい物語ではないのかと、身構えてしまうこともあります。結局は読んでしまうのですが。この本も本屋さんで見かけて読みたいなと思っていたのですが、すぐには買わなかった本です。 物語は第1話から最終話までの6つに分かれています。最終話を除くと、昭和から平成12年までの物語です。主人公は18歳の高校生たち。いろんな時代の18歳の主人公たちが受験を[…]
麦二郎
先週

『滅びの前のシャングリラ』凪良ゆう

No.1592 2021年3月15日読了 凪良ゆうさんの本は、この本で3冊目です。最初に読んだのが『流浪の月』で、次が『私の美しい庭』でした。本屋さんで見かけたこの本は、読もうかどうしようか迷ったのですが、やっぱり読もうと思い買ったのでした。最近は新刊が出ると必ず買う作家は、数少なくなってしまいましたが、その少ないうちの一人です。 ここからは、ややネタバレな内容を含みますので、まだ読まれていない方はご注意ください。ただ、ネタバレと言っても、ミステリーの謎解きをそのままバラしているような内容ではありません。 シャングリラとは、ジェームズ・ヒルトンの小説『失われた地平線』に登場する理想郷の名称で、[…]
麦二郎
先月