『仕事と勉強を両立させる時間術』佐藤孝幸

麦二郎
麦二郎

No.1827 2024年1月3日読了

仕事を続けながら米国公認会計士や弁護士の資格を取得された著者の経験則が語られている本。
時間術と言うよりも、仕事をしながら資格試験の勉強を続ける心得のように感じた。

仕事が忙しいことを、やりたいことを続けられない理由にすることが多いけれど、そういう自分の甘さを反省して、改めなければと思った。
確かに仕事をしながら、時間を作って自分がやりたいことをやるための勉強を続けることは、簡単なことではない。
その覚悟があれば、勉強してやりたいことをやることができる。
できないのは、本当にやりたいと思っていないからかも知れない。

印象に残ったことをいくつかあげてみたい。
仕事を効率的にやるには、時間を区切ってその時間内にやりとげること。納期を基準に優先順位をつけ、納期が同じなら重要度で判断する。
とてもシンプルな基準だから、迷うことはなく、仕事ができる。
面倒を溜め込むと余計なパワーがかかるから、その日のうちに済ませてしまうことを徹底する。
睡眠を十分取り、万全の状態で最大のパフォーマンスを発揮する。
私の場合は睡眠不足で眠い状態で無理に仕事をしていたりするから、効率が上がらない。
勉強のための入門書は3冊読んだ上で、専門書を読む。
私にはありがちだけど、細かいスケジュール、背伸びしたスケジュールは立てず、今日、明日やるべきことに集中する。
手帳には必要最低限のことしか書かない。
手帳のスペースを埋めようとしてしまう自分に反省。
受動メモはやめる。ノート好きには耳が痛い。

何だか反省することが沢山見つかったような気がした本だった。
自分がやりたいことをやるために、仕事の効率化を図りたい。

麦二郎

コメントを残す