自己啓発本

『朝イチの「ひとり時間」が人生を変える』キム・ユジン

No.1853 2024年2月24日読了 著者は仕事に忙しい時期に朝の時間を使って弁護士試験の勉強をして、見事合格され弁護士として活躍されている方。著者の体験に基づいた早朝時間の大切さが書かれている。 実は私も朝起きるのが早い。4時頃には必ず起きている。最近はワンコがなぜか2時から3時の間に私を起こす癖がついて、もっと早く起きている。起きて何をするかと言うと、朝のルーティンが決まっている。まず瞑想をして、モーニングページを書き、日記や手帳を書き、血圧を測ったりしている。IT系の勉強として今は「Notion」の本を少しずつ読み、実際に「Notion」を触っている。そして、読書をする。 この本で印[…]
麦二郎
2ヶ月前

『仕事は「段取りとスケジュール」で9割決まる!』飯田剛弘

No.1852 2024年2月22日読了 ほんの10冊程度だけど、本棚に再読したいと思っている本を保管している。読んだらさっさとメルカリで売るか、ブックオフに持って行くかしてしまい、本を貯め込まない方なので、本棚はむしろ本以外のものが多くなっている。この本は、2018年の年末に一読した本だから、実に5年以上本棚にあったと言うことになる。仕事術の基本がまとまっている本なので、もう一度いつか読もうと思った。 今回再読してみて、改めて大事だと思うことがいくつかあった。 段取りをするにも、所要時間の見積もりは重要で、経験則によるか思っている1.5倍くらいの時間を見積もり、余裕を持たせておくこと。やるべ[…]
麦二郎
2ヶ月前

『3色ボールペンの使い方』齋籐孝

No.1850 2024年2月17日読了 2003年に出版された『3色ボールペン情報活用術』をもとに序章を加筆し、出版された本。その本は読んだことは無いが、3色ボールペンのことについては覚えている。3色とは赤、青、緑のこと。出回っているボールペンは黒が必ず入っているので、緑が入っているものと言うと、4色になってしまうかも知れない。 赤は、客観的に見て最も重要なこと。青は、客観的に見てまあ重要なこと。緑は、主観的に見て自分がおもしろいと感じたり、興味を抱いたこと。 このような色分けで、本や資料を読み丸をつけたり、下線を引いたりする。重要度が明確になるというもので、この作業をすることによって、情報[…]
麦二郎
2ヶ月前

『小さいことにくよくよするな!』リチャード・カールソン

No.1849 2024年2月15日読了 原題は、「Don't Swear The Small Stuff」。Google翻訳してみると、「小さなことに汗をかかないでください」という意味。「くよくよ」ではなく、「ばたばた」かも知れない。読み終えてみて、小さなことで慌てふためかないように、一大事だと騒がないで、どんと構えていない、それは当たり前のことだと受け止めてください、みたいな意味ではないかと思う。 他人を尊重したり、愛したり、感謝したり、受け入れることによって人生は変わる。人生の教訓のようなことが100項目書かれている本だけど、そのうちで特に気になったタイトルについて、列挙しておこう。 成[…]
麦二郎
2ヶ月前

『数値化の鬼』安藤広大

No.1845 2024年2月7日読了 安藤広大さんの本は、とてもわかりやすく、腹落ちする内容だと思う。気がつくと、書いてあることに納得し、自分もそうしようと思いながら読んでいる。 目標が数値化されていることは、自分に不足していることを認識でき、それを克服できている未来があるということで、定性的な目標では決して成長できない、ざっくりと言うとそういうことだ。人事評価が非常にわかりやすい。「良く頑張った」という感情的な評価ではなく、数値化された目標を達成したという客観的な評価が、人を成長させるのである。プロセスではなく、やはり結果なんだと思う。評価の場合、ついつい温情的な評価になってしまいがちな自[…]
麦二郎
2ヶ月前

『やりたいことが絶対見つかる神ふせん』坂下仁

No.1844 2024年2月6日読了 ノートや手帳よりも、そしてPCよりも優れた点を持っているのが、「ふせん」というツール。思考の整理とか、脳にやさしいとか、そういう点はノートや手帳と同じで、PCでは適さない。PCでは並べ変えや編集が可能なんだけど、ノートや手帳はそれができない。でも、「ふせん」というツールはできてしまうのです。その分だけ、自分の思考を見える化するには適したツールというのが、著者の主張です。読んでみて、確かにそうだと思いました。貼って、剥がして、貼り直して並べ変えができるし、手軽なツールなので失敗すれば書き直して差し替えれば良いわけです。なるほどと思いました。 価値観とやりた[…]
麦二郎
2ヶ月前

『余白思考』山﨑晴太郎

No.1843 2024年2月4日読了 論理的思考は、論理的に実証可能なものを積み上げて最適解を得る思考法。論理的思考による従来の仕事のあり方や価値の生み出し方には、限界があると考えられていて、最近ではアート思考とかデザイン思考とか、そういう思考法が出てきているのだと思います。アート思考は、自分自身の経験や興味に基づいて非連続なコンセプトを導き出す方法。デザイン思考は、他者視点で解決策を導く方法のことと、この本では書かれている。 著者の提案は、アート思考やデザイン思考と関連していると思うが、余白思考だ。常識にとらわれないで考えてみる。前例と違ったことでも、恐れず踏み出してみる。白と黒の間にある[…]
麦二郎
2ヶ月前

『本当に大切なことの見つけ方』マツダミヒロ

No.1842 2024年2月3日読了 著者のマツダミヒロさんの肩書きは変わっていると思った。「質問家」「ライフトラベラー」ということだ。1年のうちで海外に滞在されているのは300日くらいらしい。質問によってやる気と能力を引き出す「魔法の質問」の使い手。 この本の内容は、本の帯にあるとおり。自分に質問することで見つけられるニュートラルなライフスタイル。常に自然体で、無理せず、まわりに左右されない自分になることができる本だ。 仕事と遊びの比率はどれくらいが良いのだろうか。最適な比率はもちろん個々人によって異なると思う。仕事に生きがいを求めている人なら、仕事の比率は高いだろう。遊びのための資金を稼[…]
麦二郎
2ヶ月前

『テンパリさんの仕事術』鈴木真理子

No.1840 2024年1月31日読了 テンパリさんとは、仕事でテンパることが多い人のこと。つまり期限に間に合わないとか、時間が足りないとか、そういう状態に陥ってしまいがちな人のことだ。最近そういう状態になったことが度々あったので、改めてそうならないためにどうすれば良いかを考えるため、この本を読むことにした。 新しいことは書かれていないので、これまで他の本などで読んだことが大半だった。つまり、「仕事でテンパらないようにするためには」という視点でまとめられている本なので、同じ視点から考えると理解がし易いってことだろう。一つこれは他では読んだことが無いと思ったのは、テンパリを記録する「テンパリカ[…]
麦二郎
2ヶ月前

『頭のいい人が話す前に考えていること』安達裕哉

No.1833 2024年1月16日読了 「知性」と「信頼」をもたらす7つの黄金法則と5つの思考法について説かれている本。時には会話形式で実際に起こることが例示されているし、著者の体験も交えて書かれているので、とてもわかりやすい本だと思う。内容も簡潔だから、サクサク読めてしまう。どの法則も、どの思考法も、読むと納得できるものだった。 黄金法則については、以下の7つ。感情的になったり、とにかくすぐに反応しないこと。頭がいいと決めるのは、自分でなく他人だということ。人は「ちゃんと考える」人を信頼すること。人を論破しようとか、人と闘うのではなく、課題と闘うこと。話が伝わらないのは、話し方が悪いのでは[…]
麦二郎
3ヶ月前

『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』安達裕哉

No.1832 2024年1月13日読了 誰かと比べて仕事ができる人になりたいわけじゃなく、今の自分よりも仕事ができる人になりたくて、仕事術の本は時々読んでます。 全体的には、「見えないところでしていること」と言うよりも、仕事ができる人の考え方とか軸みたいなものについて書かれている本だと思いました。仕事ができる人の考え方と言うべきでしょうか。考えは目に見えないですから、タイトルと合ってないわけじゃないですが、「見えないところで努力している」みたいな内容ではなかった気がします。 章立ては5つでした。仕事ができる人の5つの要素で分類されているのかなと思います。順番に「実行力」、「決断力」、「コミュ[…]
麦二郎
3ヶ月前

『君はなぜ働くのか』永松茂久

No.1830 2024年1月9日読了 私はなぜ働くのか、そういう疑問を持っている人には、ヒントとなる色々な言葉がもらえます。人それぞれなので、この答えは違っているかも知れません。でも、私の場合は結構腹落ちした気がします。 最近、仕事が面白くないなあと思っていたところで、この本に出会いました。結構経験は積んで、もう引退してもおかしくない人なのですが、まだまだ迷いはあります。そんな時、とてもシンプルなヒントを与えてもらえた気がします。 何よりも、私は一生懸命仕事をしていないのだと思いました。だから、面白くないというのは、納得できる答えでした。まさにそのとおりだと思いました。 もちろん、この本はそ[…]
麦二郎
3ヶ月前

『人生が劇的に変わる瞬読式時間術』山中恵美子

No.1829 2024年1月6日読了 時間術に関する本を3冊連続して読んだ。「瞬読式」というのが今ひとつ理解できないので、読んだのは初めてだと思っていたが、調べてみたら2022年8月頃『瞬読式ノート術』という本を読んでいた。全然記憶に残っていないので、びっくりしたけれど、そもそも「瞬読」の本を読んでいないせいかも知れません。 「瞬読」がどういうものかと言うことは、巻末に「瞬読トレーニング」というページがあったので、想像はできたつもりだ。それと「時間術」がどう関連するかは、理解できていないのだけど、何となくわかるような気がする。 この本は、考え方と時間泥棒、必要ない仕事にかける時間の節約、本当[…]
麦二郎
3ヶ月前

『仕事に追われず自分の時間を確保する』ハック大学ぺそ

No.1828 2024年1月4日読了 仕事に使う時間を減らして、プライベートな時間を確保するノウハウ本なのかなと思って買いました。違ってました。仕事に追われるほど忙しい人が、自分の本来業務を実行する時間を確保するためのノウハウでした。自分の時間を確保する3つのステップは、やめる、へらす、かえるです。仕事に使う時間を減らす手法としては、そうだろうなと思います。なので、残業が多い方は、この手法でプライベートな時間を増やすこともできる筈です。 ただし簡単ではありません。やめても良い仕事はあるだろうと思われますが、関係者が納得してやめても良いとされるまでには努力が必要です。へらすのもやめるほどではな[…]
麦二郎
3ヶ月前

『仕事と勉強を両立させる時間術』佐藤孝幸

No.1827 2024年1月3日読了 仕事を続けながら米国公認会計士や弁護士の資格を取得された著者の経験則が語られている本。時間術と言うよりも、仕事をしながら資格試験の勉強を続ける心得のように感じた。 仕事が忙しいことを、やりたいことを続けられない理由にすることが多いけれど、そういう自分の甘さを反省して、改めなければと思った。確かに仕事をしながら、時間を作って自分がやりたいことをやるための勉強を続けることは、簡単なことではない。その覚悟があれば、勉強してやりたいことをやることができる。できないのは、本当にやりたいと思っていないからかも知れない。 印象に残ったことをいくつかあげてみたい。仕事を[…]
麦二郎
3ヶ月前

『されど日記で人生は変わる』今村暁

No.1825 2023年12月31日読了 2023年最後の読了本です。年間100冊が目標だったのですが、残念ながら94冊でした。でも、まずまずです。2022年が71冊だったので、30%以上増やせたことになります。何事もプラスに考えようと思います。 この本は、かなり前に『3分間日記』という本を読ませていただいた今村暁さんの日記に関する本で、偶然本屋さんで出会い、新年からの日記の書き方の参考にしようと思って、読んでみました。なるほどと思ったので、2024年の日記に取り入れることにしました。 この本で提案されている日記の形式は、毎日次の5つを書く、それだけです。朝1分、夜1分ということでしたが、多[…]
麦二郎
3ヶ月前

『思考を耕すノートのつくり方』倉下忠憲

No.1824 2023年12月30日読了 ノートに関する使い方や書き方のいろいろが書かれている本でした。 「使い方」は、いろいろな切り口から書かれています。ノートの1冊全体をどのように使うか。冒頭のページを目次のために数ページ空ける方法や前後から使っていくやり方、見開きの片方を空けるやり方など。ページの使い方も、中心から書くマインドマップのような使い方や間隔を空けたり、コーネルメソッドのように枠を作ったりする使い方が紹介されています。その他、揮毫や線、丸で囲むなどの記述方法や箇条書き、タイムスタンプ、ナンバリングなどいろいろです。 「書き方」のスタイルについても、沢山の例とポイントが書かれて[…]
麦二郎
3ヶ月前

『続ける思考』井上新八

No.1820 2023年12月17日読了 著者は、継続が趣味と言う方で、なるほど朝から色々なことを長年続けられていらっしゃる。僕も朝のルーティンなるものを決めて、例えばモーニング・ページや日記などを続けている。時々ふと思うのは、「何のために」ということだったりする。 著者は、「何のために」は継続した結果得られるものであり、続けている時には、少なくとも始めてしばらくの間は、そういうことは考えない方が良いと言う。確かにそのとおりで、考えないことにした。 大きなタスクは小さく分解するということをどこかで読んだ。それと同じで、続けたいことは小さくして、例えば5分だけを続けて行く。そうすれば、何年も続[…]
麦二郎
4ヶ月前

『やり抜く人になるための戦略書』伊庭正康

No.1787 2023年7月2日読了 成功への近道は、やり抜くこと。つまり、目標に向かって継続する力こそが、成功へ結びつくもの。「継続は力なり」と言うが、まさにそのとおりだと思います。そんなやり抜く人になるための戦略が、いろいろ書かれている本です。 まず第1章は、成功するためには、能力や技術ではなくやり抜くことだということが書かれている章です。「やり抜くこと」自体に関することが書かれています。印象に残っているのは、気合や根性論ではなく、やり続けるための手段を考えることが重要だと言うことでしょう。 第2章は、「仕組み」によって継続できるということ。最上位の目標を常に見据えることやTKKの法則に[…]
麦二郎
9ヶ月前

『ダンドリと予定の立て方』井出元子

No.1786 2023年7月2日読了 「ダンドリの立て方」などは、仕事術の基本中の基本なんですが、立ち止まって考えてみると、できていないことも多い気がします。ごくごく基本的なことというのは、実行することが結構難しいものです。基本的なことができたら、それはそれで素晴らしいことだと思います。当たり前のことを当たり前にやるということと共通しますね。 この本は、6つの章によって構成されています。第1章がダンドリの基本的なことが書かれています。ダンドリを6つのステップに分けて実行して行く手順です。ゴールの確認→タスクの洗い出し→手順の検討→所要時間の見積もり→スケジュール化→タスクの実行の6つのステッ[…]
麦二郎
9ヶ月前