月: 2023年11月

『私たちの世代は』瀬尾まいこ

No.1817 2023年11月25日読了 瀬尾まいこさんの本を初めて読んだのは、2008年11月のことでした。今から15年前ということになります。読んだのは、『天国はまだ遠く』でした。文庫本になってました。はっきりと覚えていないのですが、多分映画を観たのがきっかけだったと思います。それから、いろんな本を読み、最近では新刊が出るとすぐに読むことにしている作家さんの一人です。 コロナ禍の頃に小学三年生の二人の少女が主人公です。二人の物語と未来の話が交錯しながら始まり、良くある手法だとは思いますが、二人の物語がある時点から一つになります。瀬尾まいこさんの物語には特別な伏線やその回収というミステリー[…]
麦二郎
3ヶ月前

『777 トリプルセブン』伊坂幸太郎

No.1816 2023年11月12日読了 読み終えると、次の作品が出ないかなと思ってしまいます。殺し屋シリーズの第4作目です。『グラスホッパー』、『マリアビートル』、『AX アックス』に続く第4作です。最近ビデオで『マリアビートル』を原作とした『ブレットトレイン』という映画を観たのですが、あの舞台は新幹線でしたが、今回はホテルが舞台でした。『マリアビートル』がどんなストーリーだったか覚えていないのですが、映画と比べるとあの映画のホテル版が今回の『777』だと思います。 主役は「天道虫」、最も運の悪い人です。とても楽な仕事だった筈が、いつの間にか他の仕事に巻き込まれて、大変な目に遭うのです。物[…]
麦二郎
3ヶ月前

『うたかたモザイク』一穂ミチ

No.1815 2023年11月9日読了 13編の短編小説集。数ページの短いものから、長くても40ページ弱くらいの短編小説が収録されています。最後の1作は書き下ろしで、他は雑誌やフリーペーパー、ウェブに掲載された作品を集めています。5つに分類されていて、それぞれsweet , spicy , bitter , salty , tastyという分類になっています。味そのものではなく、人生の味わいと言った感じでしょうか。どの作品も似通ってなくて、いろんな味わいがある、そんな短編集だった気がします。 特に面白かったのは、2つ。猫が出てくる短編です。一つは「レモンの目」。マンションに現れる黒猫を通じた[…]
麦二郎
3ヶ月前

たまには温かい蕎麦を@榮家(茅ヶ崎)

お邪魔したのは、11月11日のことでした。何だかとても久しぶりにお邪魔する気がしました。この前お邪魔しようとした日は、残念ながら行列になっていたので、別のお店に行くことにしました。お昼の予約は開店の11時のみ受け付けているようなので、いつも予約なしで行ってみるのでした。11時40分頃行ったのですが、ラッキーなことに席が空いてました。でも、あっと言う間に満席になっていましたので、タイミングが良かったみたいです。 このお店に来る時は、昼飲みが目的だったりします。お蕎麦も食べるのですが、飽くまでも「締め」です。この日は久しぶりだったので、何やらメニューが変わっていたことに気づきました。さっそくつまみ[…]
麦二郎
3ヶ月前

茅ヶ崎のソウルフード”肉そば”

お邪魔したのは、10月21日のこと。開店前の横濱飯店に並んだら、8番目くらいでした。これなら何とか開店と同時に入れそうと思い、15分くらい待ちました。 考えてみると、このお店ではこれしか注文していないようです。「肉そばとビール」です。このお店だけではなく、どこのお店に行っても、このところ「肉そばとビール」と言ってしまいます。勝手に口走るのです。 注文すると、すぐに出てきます。本当にすぐに。一緒に来たら、肉そばの具をおつまみにするのですが、ビールを飲まずに待つのも辛いので、どんどんビールを消費してしまいます。 茅ヶ崎のソウルフードと呼ばれている"肉そば"をご紹介すると、ボリュームたっぷりの醤油ラ[…]
麦二郎
3ヶ月前

『とにかく仕組み化』安藤広大

No.1814 2023年11月5日読了 『リーダーの仮面』と『数値化の鬼』とそしてこの本が3部作みたいです。読む順番を間違えたようで、『数値化の鬼』を先に読んだ方が良かったのかも知れません。『リーダーの仮面』が中間管理職向けで、この本はもっと上の経営者やトップ層向けの内容でした。読んでみてなるほどと思います。 最初に替えの利かない人よりも歯車になる方がトップ層になれる、と書かれています。これがちょっとびっくりだったのですが、読んでいるとその理由が良くわかりました。属人化と仕組みの違いのようです。属人化は会社として避けないと、その人が居なくなると仕事が回らなくなってしまいます。 この本も5つの[…]
麦二郎
3ヶ月前

『母親からの小包はなぜこんなにダサいのか』原田ひ香

No.1813 2023年11月4日読了 原田ひ香作品、連続読みです。『老人ホテル』もこの本も、図書館で借りたものなので、返却のため優先して読んだのでした。直近の新刊は、出たら買って読もうと思っているのですが、新刊の時に読み損ねた本は図書館で借りて読むことにしました。 6つの話が収録されている短編小説集でした。母親からの小包がモチーフになっています。一つだけそうでないのも混ざっていますが。ありそうな話と、ありそうなエピソードばかりだと思いますが、そういう話が原田ひ香作品の面白いところなのかも知れません。想像を絶するあり得ない話ではなく、身近だということ。そして、それが現実だと嫌だなと思う気持ち[…]
麦二郎
3ヶ月前