『プチ移住 月2万円で手に入る!in 京都』テイスティ髙橋

麦二郎
麦二郎
2024年3月5日

No.1857 2024年3月3日読了

仕事を引退した後、2週間程度、滞在型で京都を旅したいと思っている。
そんな細やかな夢があるので、Amazonでこの本を見つけた時には、すぐに欲しいものリストに加え、少し経ってからポチってしまった。

この本の著者は観光客から見た京都ではなくて、住人から見た京都を見たくて、プチ移住を思い付いた。
要するに長期間滞在しながらの、京都見物なのである。
月のうち10日間ほど滞在し、京都の住民になる。そのための住まい探しから始まる。
マンスリーマンションやウィークリーマンション、賃貸住宅、分譲住宅、シェアハウスなど色々な住まいをコスパ中心で検討している。
京都は学生の町だから、賃貸物件もかなり安いものがある。
著者はそこそこの年齢なので、老人でも貸してくれる賃貸物件を探し、とうとう月2万円の家賃の賃貸物件に落ち着く。
毎月好きな時、京都で祭がある時に使いたいから、ホテルやウィークリーマンションなどはダメと判断している。

他の部分は、京都の1年間の見どころとか、著者が実際に歩いた京都とか、京都の観光情報に近い内容が占めている。
もちろん、著者の別荘的京都の住宅での暮らしぶり、京都歩きに関しての部分もある。
住民になってみないと見えない京都があるのだと思う。

さて、自分の場合はどうだろう。
今の考えでは、仕事を引退した直後に長めのひとり旅ができれば良いかなという気持ちだ。
時間が経つと、もしかすると移住したいと思い始めるかも知れない。
今はまだ仕事をしているから、移住までしたいとは思わないけれど、環境が変わればそう思うかも知れない。
かつて学生時代に京都の住人だったこともあり、興味深く読んだ本だった。

麦二郎

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