『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』安達裕哉

麦二郎
麦二郎
2024年1月17日

No.1832 2024年1月13日読了

誰かと比べて仕事ができる人になりたいわけじゃなく、今の自分よりも仕事ができる人になりたくて、仕事術の本は時々読んでます。

全体的には、「見えないところでしていること」と言うよりも、仕事ができる人の考え方とか軸みたいなものについて書かれている本だと思いました。
仕事ができる人の考え方と言うべきでしょうか。考えは目に見えないですから、タイトルと合ってないわけじゃないですが、「見えないところで努力している」みたいな内容ではなかった気がします。

章立ては5つでした。
仕事ができる人の5つの要素で分類されているのかなと思います。
順番に「実行力」、「決断力」、「コミュニケーション力」、「考え抜く力」、「働きかけ力」です。
印象的な言葉を列挙してみます。

「やってみたい」は迷信、「やってみた」は科学。
インプットが先は学校の勉強、アウトプットが先。
話がわかりやすい人になる8項目は、なるほどそのとおりと思いました。
結論から話す、聞かれたことを簡潔に話す、全体から詳細を話す、など。
相手の意見を合理的だと考え、自分の意見に自ら反論してみる。
これは、目から鱗だったりしました。相手の意見に対して反論ばかりしていたことを反省しました。
その他、ダメな上司と良い上司の見分け方など。

印象的な言葉の最初にあげましたが、「やってみて」こそ本を読んだ価値は出てくるものと思います。
ぜひ実践したいことを、少しずつ実践しながら、仕事をして行きたいと思います。

麦二郎

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