『DRY』原田ひ香

No.1778 2023年5月26日読了

原田ひ香さんの本は、これで15冊目になります。
目をつけている文庫本が2冊、図書館で予約している単行本が3冊ありますから、20冊突破は近いかも知れません。
最初に読んだのは、2018年2月のことで、『ランチ酒』でした。
因みにこれまで沢山読んだ作家ベスト10には、まだ入っていませんが、20冊を超えるとランクインでしょう。

内容について

いやいや、酷い話でした。そして、気持ちが悪い。
原田ひ香さんの小説でここまで重かったのは、他には無かった気がします。
主人公は浮気で離婚されて、子ども達と引き離され、金銭的にも困窮している藍という女性です。
祖母と母が暮らす実家に戻りますが、この二人も酷いから、救いようがありません。

原田ひ香さんの作品は、食べ物小説とかお仕事小説、犯罪小説などがあるのですが、これは犯罪小説なのですが、読んだ中では最悪です。
最近読んだ『一橋桐子(76)の犯罪日記』は、犯罪小説でもどこか笑えるところがあるのですが、この小説は笑えない。

ネタバレになるので、詳細は書きませんが、気持ち悪い小説です。
オカルトチックな場面もあったりなんかして。
これまでに読んだ原田ひ香作品中最も重くて、救いようがない小説だった気がします。

なのに、後半は最後まで一気読みしてしまいました。
面白いと言えば、面白い小説なのです。
要するに次のページがどうなるか、知りたくてたまらなくなります。

これから…

最初に書いた「これから読みたい原田ひ香作品」は、次のとおりです。
『ラジオ・ガガガ』と『ますはこれ食べて』、『古本食堂』、『財布は踊る』、『老人ホテル』の5冊です。
でも、まだまだ読んでいない作品もまだ沢山あります。

読書メーターで探してみたら、ありました。
6月21日に発売される本がありました。
『図書館のお夜食』です。
これは買って読もうかなと思ったりしています。
図書館だとかなり順番待ちになりそうですから。

麦二郎

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