『黒牢城』米澤穂信

麦二郎
麦二郎

No.1683 2022年3月11日読了

米澤穂信作品はそれほど沢山は読んでいないのですが、第166回直木賞受賞作ということを知り、読んでみたくなり買ってみました。

物語は天正6年信長に反旗を翻し、有岡城に篭城した荒木村重が主人公。
本能寺の変の約4年前頃の物語なのだけど、登場するのは荒木村重の家臣や共に篭城している武将達が中心。つまり篭城している城の中での出来事が中心と言うこと。
城の中で起きる事件の謎を荒木村重が解いて行く。序章と終章を除き、大きくは4つの章に分かれた形になっていて、それぞれである事件が起きる。
有岡城の牢に置いて生かしている黒田官兵衛の知恵を借りつつ、事件の謎を解いて行く形で、二人のやり取りも非常に面白い。

戦国時代ミステリーなんですが、そういうジャンルの小説を読んだのは、多分初めてだと思います。
読んだことの無いジャンルだったので、読み切れるかなと心配だったのですが、とても面白く、とても楽しく読むことができました。
最近は割と軽めの小説とか、短編集とかを読む機会が多いのですが、たまにはこういう大作を読むのも楽しいものです。
読了感はとても満足で、読書を楽しんだ実感が残りました。
次はどうなるんだろうなどとワクワクしながらページを捲り、楽しんで読むのが一番です。

麦二郎
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