直木賞

月末、本のまとめ買い

まとめ買いと言っても、4冊だけです。この前Amazonで12冊のまとめ買いをして、積読本がまだ31冊もあります。2日に1冊読んでも、2か月かかる計算です。 4冊のうち、予め買いたいと思っていたものは、1冊です。直木賞受賞作の河崎秋子さんの『ともぐい』です。インスタグラムでフォローしている方が面白いということを書かれていたので、読んでみたいと思いました。熊文学らしいです。本の帯には、「身体の芯をえぐられるような死闘の連続!」とあります。読むのが楽しみです。 もう1冊小説を買いました。森見登美彦さんの『シャーロック・ホームズの凱旋』です。ヴィクトリア朝京都が舞台とあります。京都を舞台とした小説です[…]
麦二郎
2ヶ月前

『夜に星を放つ』窪美澄

No.1769 2023年5月2日読了 窪美澄さんの本は、この本で8作目になる。初めて読んだのは、話題にもなった『ふがいない僕は空を見た』で、その後は出版された順番ではなく、ランダムに読んだ記憶がある。結構重いテーマを扱った作品が多く、全体的なイメージとしては、あまり明るい作品に出会えていないイメージだ。その窪美澄さんが直木賞を受賞された作品と言うことで、期待しつつ新刊を買うこともなく、結局買いそびれてしまった感じで、図書館で予約を入れていた。出てすぐに、または直木賞受賞後すぐに買わなかった理由は、特に思い付かない。タイミングを逃してしまった感じで、それなら気長に図書館の順番待ちをするか、とい[…]
麦二郎
11ヶ月前

『黒牢城』米澤穂信

No.1683 2022年3月11日読了 米澤穂信作品はそれほど沢山は読んでいないのですが、第166回直木賞受賞作ということを知り、読んでみたくなり買ってみました。 物語は天正6年信長に反旗を翻し、有岡城に篭城した荒木村重が主人公。本能寺の変の約4年前頃の物語なのだけど、登場するのは荒木村重の家臣や共に篭城している武将達が中心。つまり篭城している城の中での出来事が中心と言うこと。城の中で起きる事件の謎を荒木村重が解いて行く。序章と終章を除き、大きくは4つの章に分かれた形になっていて、それぞれである事件が起きる。有岡城の牢に置いて生かしている黒田官兵衛の知恵を借りつつ、事件の謎を解いて行く形で、[…]
麦二郎
2年前