『続けられる人になるための37のやめる』三浦孝偉

麦二郎
麦二郎

No.1793 2023年7月23日読了

特別この一週間が忙しかったわけでもないのですが、この本を読み終えて感想を投稿するまでに時間がかかってしまいました。
このところ4冊続けて小説を読んでいたので、たまにはこういう自己啓発本を読みたくなり、Amazonでポチりました。
本屋さんで見かけて、気になっていた本です。
続けられない人だから、こういう本がとても気になります。
続けられる人になりたいと、いつも思っているからです。

「継続は力なり」などと言いますが、そのとおりだと思います。
これまでの人生の中で、継続してこそ何らかの成果が得られたという経験があります。
続けた経験はあるのですが、続けられないものもあるので、続ける人になりたいと思っているのです。
でも、何でもかんでも続けられるわけではないと思います。
だから今のままでもいいかも知れませんが、やっぱり続けられる人になりたいわけです。

この本で気になったことをピックアップしてみます。

何かを続けようとするとき、その理由を建前でしか言えないと、継続できる確率は低いようです。
お金を儲けようと本音では思っていても、社会の役に立ちたいとか建前で何かをしようとしてはいけないということでしょうか。

僕の場合、大風呂敷を広げたくなります。そしてその目標に固執する傾向があり、コツコツではなく一気に達成したいと思ってしまう傾向があります。
それは止めて、最初立てた目標には固執しない方が良いし、小さな目標を積み重ねることが大事です。

手帳を続けられない理由の一つとして、空白を嫌い、完全に埋まっていないと気が済まないところがあります。
これでは、続けられないのです。そんなに100%を目指しても、一気には無理ですし、完璧なんて存在しないのです。
じっと時を待って、元旦や年度変わりに始めようとするのも、継続にはマイナスみたいです。

何時から何時間は本を読もうなんて、計画を立てたくなるのですが、これも継続にとってはマイナスに働くようです。
キャパ以上に多くを求めようとするのも駄目です。

何かを継続しようとしている時に、いろいろな誘惑や邪魔が入りそうになり、それらを拒否するのが当たり前だと思っていました。
でも、継続したいことをやってから、それらを受け入れるのが良いようです。
それだけの余裕が無いと、ずっと続けられない気がします。

いろいろ言い訳したくなるのが、人の常なんでしょう。
「自分はダメだ」とか、「才能がない」とか、逃げ口上でしかないようです。
才能ではなく、継続なのです。

麦二郎

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