自己啓発本

『明日できる仕事は今日やるな』マーク・フォスター

No.1770 2023年5月3日読了 僕の本棚には、あと9冊の積読本がある。いつからそうなのか、覚えていないけれど、だいたい10冊以上の積読本が常にあって、新しく本を買うと、最近は新しいものから読むことが多く、この10冊の大半はかなり以前から積読本になっているものだ。これを今月末までに0にしたいと思っている。 この『明日できる仕事は今日やるな』は、比較的最近買った本だ。タイトルに惹かれて買ったものだけど、内容的には結構目から鱗だったりする。これこそが本当の時間管理術なのかも知れないと思った。 内容 第1部から第3部までの3部構成になっている。第1部は、「タイム・マネジメントの基本的考え方」と[…]
麦二郎
去年

『YOUR TIME ユア・タイム』鈴木祐

No.1733 2023年1月6日読了 決して正確ではないですが、自宅にいる時はこの本を読むのに、時間を計っていました。そういう状態が、時間不足を生む、この本はそういうことが書かれている本でした。 「時間をうまく使いたいから、時間術の本を3冊は読んでみよう」そう思って読み始めた時間術関係の本の3冊目です。 この本の冒頭で、自分のタイプを知るためのちょっとしたテストがあります。時間感覚のタイプがわかるテストです。未来の予期と過去の想起のタイプを知るためのテストです。 この本が面白いのは、予期と想起のタイプ分けと、各タイプに合った時間術が提案されているところです。予期と想起により時間感覚が決まると[…]
麦二郎
去年

『時間を「うまく使う人」と「追われる人」の習慣』滝井いずみ

No.1732 2023年1月3日読了 今年の読了本、第1号です。去年読んだ『24 TWENTY FOUR 今日1日に集中する力』に続く時間管理に関する本の2冊目です。3冊目は『YOUR TIME』という本で、今日読み始めました。 この本は二つのタイプの人を比べる形式で、時間をうまく使うためのノウハウについて書かれている本です。時々目にする形式の本ですが、当然「追われる人」が時間に追われる理由の詳細を書いた本ではありません。 そもそも時間を管理することができるというのは、幻想に過ぎないと思い始めています。なのでこの本は、飽くまでも時間を管理するノウハウではなく、「うまく使う」コツを伝えるものだ[…]
麦二郎
去年

『24 TWENTY FOUR 今日1日に集中する力』堀田秀吾

No.1731 2022年12月30日読了 ちなみに2022年は、71冊の本を読んだことになりました。2016年は101冊と100冊を越えていたのですが、2017年以降順に79冊、89冊、91冊、91冊、85冊、71冊と続きます。本を読むと言うことは、冊数やページ数が大切なのではなく、良い本に出会えるかどうかということが大切なんだと思います。でも、良い出会いをするために、今年はもっと沢山読みたいと思っています。去年読んだ71冊目の本について、今日は感想を書くことにします。 12月6日に読み終えた『限りある時間の使い方』と同じ主張の本でした。タイトルどおり、「今、目の前のことにただ集中すること」[…]
麦二郎
去年

『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』八木仁平

No.1730 2022年12月27日読了 ざっくり言うと、「自己理解」を行って、自分が最も「やりたいこと」を「仕事」にするための本でしょうか。 「自己理解」については、巻末にその手順がフローチャート化されています。いろいろな質問に答えて、「何を大事にして生きたいか」を知ります。つまり、自分自身の大事なこと「価値観」を見つけます。合わせて「仕事の目的」も明確にしておきます。 次に成果を出すための「長所」を明確にします。そして、興味や情熱を感じる分野「好きな分野」を見つけます。いよいよ次から「やりたいこと」を絞って行くプロセスです。 「好き」と「長所」を掛け合わせて「やりたいこと」を仮に決めます[…]
麦二郎
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『新版 正しい家計管理』林總

No.1729 2022年12月18日読了 本屋さんに並んでいるのを見て、この本の装丁にひかれました。もちろん、それだけではなく、どんぶり勘定の我が家の家計をきちんと管理しないといけないという思いもありました。 家計簿をきっちりつけて、節約して、お金を貯めて行く、そんな家計管理の本ではありません。家計簿はつけないのです。 「はじめに」には、他の家計管理の本と一線を画している点が二つ書かれています。一つめは、「節約ではなく、価値あるものにお金をつかう」という考え方が土台になっている点。二つめは、「削るのではなく、価値をゼロから作り上げる」という点。つまり、見栄や流行、思い込みに踊らされないという[…]
麦二郎
去年

『考える人のメモの技術』下地寛也

No.1725 2022年12月8日読了 日本一ノートを売る会社は、コクヨ株式会社と言うことです。その会社の社員の方達が、どのようなメモを書いているかを収集してわかった「手で考える方法」が、この本の内容です。 メモの種類は、次の3つに分類されています。「記録メモ」と「インプットメモ」、「アウトプットメモ」この3つです。 このうちの「インプットメモ」と「アウトプットメモ」に関するメモの技術が、この本には書かれています。 まず、「インプットメモ」に関しては、メモの基準を持つこと。つまりどのようなことをメモするのか、自分なりのフィルターを持っておくと言うことでしょうか。テーマを持っておくと言い換えて[…]
麦二郎
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『限りある時間の使い方』オリバー・バークマン

No.1724 2022年12月6日読了 本屋さんでも、ネットでも、良く目にするこの本でしたが、翻訳本だったので少々尻込みしてました。でも、最大の興味である「限りある時間の使い方」を知りたいという気持ちには勝てませんでした。 読んでみて、「なるほど、こういう内容だったのか」と思いました。禅の教えに近い考え方です。人間は「今」「この瞬間」のみを生きている。だから、「この一瞬」を生きることのみに心を尽くす。そういうことだと思います。 言い換えると、明日とか将来のために、「今」という時間を使うのは、ナンセンスと言うことだと思います。 効率的な時間の使い方をすれば、沢山のことができて、結局時間を増やせ[…]
麦二郎
去年

『「説明が上手い人」がやっていることを1冊にまとめてみた』ハック大学ぺそ

No.1705 2022年8月26日読了 僕は、「説明が下手くそ」というコンプレックス(仕方が無いと諦めていますが)を持っています。なので、こういう本には惹かれてしまうのです。この本を読めば、もしかすると少しは説明が上手になるかも知れないという期待感があるのです。そういう意味では、本は思考をプラス側へ誘ってくれる貴重な存在ですね。本屋さんへ行くと、前向きな気持ちになれるので、本屋さんは大好きな場所でもあるのです。 さすが人気YouTuberが書いた本だけあって、説得力のある事例が沢山載っている本でした。とても参考になります。「なるほど、なるほど」と納得しながら、読んでました。ちょっと芝居がかっ[…]
麦二郎
去年

『瞬読式ノート術』山中恵美子

No.1704 2022年8月21日読了 本1冊を3分で読んでしまうという「瞬読」なるものがあることを、今まで知りませんでした。この本の著者の山中恵美子さんの肩書きに「株式会社瞬読 代表取締役」とあるので、「株式会社瞬読」を検索してみたら、なるほどと思いました。 この本は、ノートの書き方が瞬読式ということのようです。A5見開きをぱっと一目で見て、復習ができて、記憶を保つことができるノートです。インプットに対して、自分というフィルターを通して、テキストだけの左脳ノートではなく、イラストや色を付けた右脳ノートを書くと、記憶に残るということのようです。記憶に残ることを「頭が良くなる」と表現しているよ[…]
麦二郎
去年

『人生に差がつく時間の作り方活かし方』和田秀樹

No.1702 2022年8月16日読了 著者は精神科医で、本の著述などいろいろな仕事を掛け持ちで進められていらっしゃる方です。なので、タイムマネジメントに関しては実践して得たノウハウが沢山あって当然のような方です。 全体を通してこの本に書かれていることを乱暴に一言にまとめると、「時間の活かし方は目的意識を持つこと」と言えるのではないでしょうか。何もしないでぼんやりしている時間も、目的があってのことでしたら、時間の浪費ではないわけです。逆に目的も無くぼんやりして長い時間を過ごすと、ただ何もしないで時間を浪費しているに過ぎないわけです。大事な明日のために、今日は何もしないで体を休めることに集中す[…]
麦二郎
去年

『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』大平信孝

No.1659 2021年12月25日読了 似通った本を2冊連続読みました。決定的に違うのは、『面倒くさがりの自分がおもしろいほどやる気になる本』の方はタイトルにあるとおり、「やる気」を出す本ですが、この本は「やる気」に頼らない本です。どっちが良いのかどうかではなく、僕の思いに近いのは、「やる気」に頼らず実行力がある方でしょうか。「やる気」は波があると思いますので、出たり出なかったりするものだと思います。それに頼らないということは、波が無いのではないかと思うからです。 37のコツを全て実践するのは、不可能です。自分に合わないこともあります。或いは既にやっていることもあります。実践してみたいと思[…]
麦二郎
2年前