月: 2024年2月

『数値化の鬼』安藤広大

No.1845 2024年2月7日読了 安藤広大さんの本は、とてもわかりやすく、腹落ちする内容だと思う。気がつくと、書いてあることに納得し、自分もそうしようと思いながら読んでいる。 目標が数値化されていることは、自分に不足していることを認識でき、それを克服できている未来があるということで、定性的な目標では決して成長できない、ざっくりと言うとそういうことだ。人事評価が非常にわかりやすい。「良く頑張った」という感情的な評価ではなく、数値化された目標を達成したという客観的な評価が、人を成長させるのである。プロセスではなく、やはり結果なんだと思う。評価の場合、ついつい温情的な評価になってしまいがちな自[…]
麦二郎
3ヶ月前

『やりたいことが絶対見つかる神ふせん』坂下仁

No.1844 2024年2月6日読了 ノートや手帳よりも、そしてPCよりも優れた点を持っているのが、「ふせん」というツール。思考の整理とか、脳にやさしいとか、そういう点はノートや手帳と同じで、PCでは適さない。PCでは並べ変えや編集が可能なんだけど、ノートや手帳はそれができない。でも、「ふせん」というツールはできてしまうのです。その分だけ、自分の思考を見える化するには適したツールというのが、著者の主張です。読んでみて、確かにそうだと思いました。貼って、剥がして、貼り直して並べ変えができるし、手軽なツールなので失敗すれば書き直して差し替えれば良いわけです。なるほどと思いました。 価値観とやりた[…]
麦二郎
3ヶ月前

蕎麦・酒 青海波@鎌倉

金沢街道沿いのお寺を訪ねたいと思い、地図をチェックしていたら、このお店が見つかった。連続のランチファースト的鎌倉散策になった。テレビ番組で報国寺のやぐらが出ていたのを見て、報国寺に行ってみたいと思っていたが、この青海波さんにも惹かれていた。鎌倉のお蕎麦屋さんにはそこそこ行っているが、このお店は初めて。訪れたのは、2月3日のこと。 開店は11時半で、開店時刻に予約をしていた。ちょっと早く着いてしまったので、お店の前で10分くらい待っていた。私達夫婦以外にもう一組お客さんはいたが、さすがに開店と同時だと空いているようだった。 靴を脱いで上がると、畳の間にテーブルというスタイルだった。厨房の前にはカ[…]
麦二郎
3ヶ月前

大雪警報

茅ヶ崎に大雪警報が出るなんて、珍しいことだと思う。これを書いている21時過ぎは強い雪雲に覆われているところみたいだ。夕方のまだ明るい頃にチェックしてみたが、外は真っ白な雪景色になっていた。 降り始めたのは、11時頃だったろうか。最初はみぞれみたいだった。朝、愛犬と散歩に出掛ける時は、辛うじて富士山の裾野が見えていて、それはそれで珍しい光景だった。薄暗い朝だった。やがてみぞれになり、お昼頃に湿った雪が降って、あっと言う間に辺りは雪景色になった。 珍しいのは、冬の雷だ。そんなに頻繁ではないが、時折雷鳴が聞こえている。もしかすると、雪が降って雷が鳴る経験は初めてのことかも知れない。 滅多に雪が降らな[…]
麦二郎
3ヶ月前

『余白思考』山﨑晴太郎

No.1843 2024年2月4日読了 論理的思考は、論理的に実証可能なものを積み上げて最適解を得る思考法。論理的思考による従来の仕事のあり方や価値の生み出し方には、限界があると考えられていて、最近ではアート思考とかデザイン思考とか、そういう思考法が出てきているのだと思います。アート思考は、自分自身の経験や興味に基づいて非連続なコンセプトを導き出す方法。デザイン思考は、他者視点で解決策を導く方法のことと、この本では書かれている。 著者の提案は、アート思考やデザイン思考と関連していると思うが、余白思考だ。常識にとらわれないで考えてみる。前例と違ったことでも、恐れず踏み出してみる。白と黒の間にある[…]
麦二郎
3ヶ月前

報国寺 竹の庭

訪れたのは、2月3日土曜日のこと。金沢街道(県道204号線)は、杉本寺の辺りから滑川と並行して延びている。杉本寺を過ぎて滑川が金沢街道と少し離れる辺りに、報国寺入口という交差点がある。そこを南へ折れて少し歩いたところに、報国寺の門が見えている。 最近は、どこで昼ご飯を食べるかを決めて、鎌倉を歩くことが多くなった。鎌倉を歩くことも、美味しいものを食べることも、どちらも大切な楽しみの一つだから。この日は報国寺入口から金沢街道をさらに歩いたところにあるお蕎麦屋さん、「青海波」さんを予約していた。 着いたのは10時40分頃だったが、門に向かうとちょうど逆光になる位置に太陽があったようだ。久しぶりに訪れ[…]
麦二郎
3ヶ月前

『本当に大切なことの見つけ方』マツダミヒロ

No.1842 2024年2月3日読了 著者のマツダミヒロさんの肩書きは変わっていると思った。「質問家」「ライフトラベラー」ということだ。1年のうちで海外に滞在されているのは300日くらいらしい。質問によってやる気と能力を引き出す「魔法の質問」の使い手。 この本の内容は、本の帯にあるとおり。自分に質問することで見つけられるニュートラルなライフスタイル。常に自然体で、無理せず、まわりに左右されない自分になることができる本だ。 仕事と遊びの比率はどれくらいが良いのだろうか。最適な比率はもちろん個々人によって異なると思う。仕事に生きがいを求めている人なら、仕事の比率は高いだろう。遊びのための資金を稼[…]
麦二郎
3ヶ月前

『成瀬は信じた道をいく』宮島未奈

No.1841 2024年2月2日読了 『成瀬は天下を取りにいく』の続編。相変わらず成瀬のキャラは面白い。「ときめきっ子タイム」と「成瀬慶彦の憂鬱」、「やめたいクレーマー」、「コンビーフはうまい」、「探さないでください」の5編が収録されている。「やめたいクレーマー」は「小説新潮」掲載作品で、他は書き下ろし作品。 どんどん成瀬ファンが増えていく。小学生、高知から来た受験生、クレーマーの主婦、びわ湖大津観光大使の女性など。そして成瀬の親友の島崎は健在。 変わっていて、他には知らないキャラである成瀬の魅力満載といったところ。とぼけているかのような変に真面目な面が際立っている。その時は関わりたくないと[…]
麦二郎
3ヶ月前

毎月の習慣

いつから始めたか、忘れてしまった。長くても去年1年間くらいかも知れないけれど、毎月初日前後に寒川神社までウォーキングがてらお参りをすることになっている。初日前後と言うのは、初日が出社日に当たった場合は、前後にずらすことにしているからだ。2月の初日は出社予定だったので、1月31日に敢行することにした。出社予定だけでなく、当然お天気にも左右される。 冬場は明るくなる時間があまり早くない。夏場は5時頃から歩いて往復しても、始業までにはたっぷり時間がある。冬場はそんなに時間は無いので、できるだけ早く家を出ることにした。それでも、愛犬の散歩は済ませて行くから、愛犬の散歩はいつもより早めにした。すっかり明[…]
麦二郎
3ヶ月前