『数値化の鬼』安藤広大
No.1845 2024年2月7日読了
安藤広大さんの本は、とてもわかりやすく、腹落ちする内容だと思う。
気がつくと、書いてあることに納得し、自分もそうしようと思いながら読んでいる。
目標が数値化されていることは、自分に不足していることを認識でき、それを克服できている未来があるということで、定性的な目標では決して成長できない、ざっくりと言うとそういうことだ。
人事評価が非常にわかりやすい。
「良く頑張った」という感情的な評価ではなく、数値化された目標を達成したという客観的な評価が、人を成長させるのである。
プロセスではなく、やはり結果なんだと思う。
評価の場合、ついつい温情的な評価になってしまいがちな自分の反省点で、耳が痛かった。
確率の罠についても、わかりやすかった。
規定打席というものがなぜあるのか。
確かに打率だけで順位付けしてしまうと、10打席に終わった人と、100打席の人と逆転してしまう罠におちる。
成約率などは率だけでなく、要するにいくつ回った上での確率なのかが大事と言うことだ。
要は行動量の問題を脇に置いておくわけにはいかないのだ。
いろいろと勉強になったと思う。
あとは実践あるのみと言うところだ。
読書とは直接関係ないが、最近愛犬に夜中に起こされる。
なので、夜中から朝に向けてたっぷりの時間があって、読書時間もたっぷり取ることができる。
そのせいでこのところ毎日1冊ずつ読むペースになってきた。
今月はこの本で5冊目。
どうやら目安としている2日で1冊ペース以上に読めている。