『「すぐやる人」のビジネス手帳術』伊庭正康

No.1765 2023年4月12日読了

「すぐやる人」繋がりの本を連続で読みました。
先延ばししがちな僕のような人と「すぐやる人」では、確かに手帳の活用度が違っているかも知れません。
活用度は違っていても、活用方法とか手帳術にはあまり違いは無さそうな気がします。
この本を一読してみたところ、「すぐやる人」がやっている手帳術に特化した本ではなさそうでした。

この本は結構オーソドックスな手帳の使い方を紹介している本で、他の手帳術と特別何かが違っているかと言うと、そういう部分はあまり見られませんでした。
最後にFAQのようなページがあることが、僕にとっては他の手帳術の本との違いを感じる部分でした。

内容

三部構成になっています。
第1部は手帳の効能で、「手帳を使えば人生が変わる!」がタイトル。
第2部は、「仕事を「楽」にする手帳の使い方」です。
準備、初歩、実践、応用の4つに分かれています。
第2部がこの本のコアな部分で、まさに手帳術に関することです。
第3部は、「よくある疑問をすべて解決」というタイトルで、FAQのようなページです。

第2部の「準備」の部分は手帳の選び方のような内容です。綴じ手帳とシステム手帳の違いやサイズ、形式から筆記具のことまで。
「初歩」は、基本的な手帳の書き方に関する部分で、目新しいことは無いけれど初心に戻れる内容だと思いました。
「実践」は、「初歩」の延長線上みたいな内容。
「応用」は、プラスアルファの手帳術と言う感じで、夢を書いておくとか、ささいな情報もメモするとか、イライラや不安を文字にしておくとか、確かに応用編かも知れません。

全般的には、いろんな本で読んだことのある手帳術のおさらいができそうな内容です。
情報量は多過ぎるわけでもなく、基本的なこと、大事なことが選ばれている感じです。
最近オーソドックスな手帳術の本はあまり読んでいなかったので、このタイミングで読めたのは良かった気がします。

これから…

「○○術」の本は、実践してみて価値が出てくるものだと思います。
でも、本に書いていること全てを実践しようとすると、お腹いっぱいになって、返って実践し難くなります。
自分に合ったもの、自分に合わせてアレンジしてみる、そういった実践をしたいと思います。

麦二郎

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