『YOUR TIME ユア・タイム』鈴木祐
No.1733 2023年1月6日読了
決して正確ではないですが、自宅にいる時はこの本を読むのに、時間を計っていました。
そういう状態が、時間不足を生む、この本はそういうことが書かれている本でした。
「時間をうまく使いたいから、時間術の本を3冊は読んでみよう」そう思って読み始めた時間術関係の本の3冊目です。
この本の冒頭で、自分のタイプを知るためのちょっとしたテストがあります。
時間感覚のタイプがわかるテストです。
未来の予期と過去の想起のタイプを知るためのテストです。
この本が面白いのは、予期と想起のタイプ分けと、各タイプに合った時間術が提案されているところです。
予期と想起により時間感覚が決まるという考え方です。
時間感覚によって、効果のある時間術があるそうです。
つまり、予期の精度向上と想起を正しく使いこなすことが、時間術が有効になる鍵だと言うのです。
論理的に説明されているので、なるほどと思います。
更にこの本が面白いと思ったのは、最後の章でしょうか。
時間不足からの解放を実現する方法です。
これがこの本の最も肝心な部分なのではないかと思いました。
この本を最後まで読んでいただければ、具体的なことが解ります。
この本に書かれていることを、精緻に実践することは無理そうです。
ある程度ゆるく実践してみようかな、大雑把に実践してみようかなと思いました。