『人生に差がつく時間の作り方活かし方』和田秀樹

麦二郎
麦二郎

No.1702 2022年8月16日読了

著者は精神科医で、本の著述などいろいろな仕事を掛け持ちで進められていらっしゃる方です。なので、タイムマネジメントに関しては実践して得たノウハウが沢山あって当然のような方です。

全体を通してこの本に書かれていることを乱暴に一言にまとめると、「時間の活かし方は目的意識を持つこと」と言えるのではないでしょうか。
何もしないでぼんやりしている時間も、目的があってのことでしたら、時間の浪費ではないわけです。逆に目的も無くぼんやりして長い時間を過ごすと、ただ何もしないで時間を浪費しているに過ぎないわけです。
大事な明日のために、今日は何もしないで体を休めることに集中する、これはとても有意義なことだと言うわけです。

目から鱗だったのは、76項目の要領の25番目です。第2章の「時間を見直す」というパートにあるものなのですが、『仕事の目標は、「時間」ではなく週単位の「量」で立てる』というものです。
これまで「時間術」なのだから、「仕事量」は「時間」に換算して、優先順位をつけて時間軸の中に配置するのが計画でした。
良くあるのが、ある仕事の時間当たりの進捗を見誤り、時間ばかりが経って一向に仕事が進まないと言うことでした。
ある程度時間的な読みも必要かと思いますが、この仕事はこの週にやると決め、5日で割り振ってやってみるということは、何だか仕事がどんどん進みそうな気がします。その日にやるべき仕事量が決まっていて、その日にできなかったとしたら、残業をするか、最終的には土日を使うかすれば良いと思います。或いは限られた時間内にやるべき仕事量を割り当てているのだから、効率化できるかも知れません。

好きなことを犠牲にしないで、好きなことに思い切り時間を使い、仕事の効率を上げるという考え方も、前向きな考え方でぜひやってみたいと思いました。
好きなことを犠牲にして、仕事漬けになっても、仕事の効率は決して上がらないですし、何よりも苦しい状態が続きます。好きなことをやるために、仕事の効率を上げることは、苦にならない気がします。

これまで、こういう自己啓発本と言うか、ビジネス本と言うか、そういうジャンルの本は、気になるところをメモしつつ読んでいました。
今回から、メモは止めてざっと一通り読んでから、これはぜひやってみたいと思うものだけ、メモを取っておくことにしました。
考えてみると、この本は76項目の要領、つまりノウハウが書かれているわけで、それら全てを実践できるわけがありません。少なくとも、全部やろうとすると、それなりに長い時間がかかる筈です。
全てが自分に当てはまるものだとも言えませんし、合っていないノウハウもある筈ですし、重要だと思うものが違っているかも知れません。
であれば、せいぜいこの本の1割くらいのノウハウを実践できるようになれば、良い方だと考えることにしました。
なので、メモは少なめに、控えめに取って、確実に実践したいと思ったわけです。
さて、何を選択しようかな。

麦二郎
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