『すべてはノートからはじまる』倉下忠憲

麦二郎
麦二郎

No.1654 2021年12月1日読了

「ノート」とか「手帳」というキーワードに反応して、ついつい買ってしまうところがあります。
この本もふと立ち寄った東京駅エキナカの本屋さんで見かけて、ついつい買ってしまったものです。
その時の思いは、この本を読めば素晴らしいノート術を身に付けることができるか、素敵なノートを書き続けることができるようになるのではないかというものでした。

この本の副題は、「あなたの人生をひらく記録術」です。
この本の言う「ノート」とは手帳やメモも含んでいますし、書き込みをした本自体も含めています。
広い意味の「ノート」であり、「記録」なのです。

章立ては7章で、第1章は「人とノート」という概念的なものです。第2章以降は何かのために書くことをテーマとしていて、順に「はじめる」「進める」「考える」「読む」「伝える」「未来」という順番です。
ノートの書き方の本ではなく、何のためにどのような技法で書くかということが語られています。
マインドマップやマンダラなど、僅かに図は入りますが、ほとんどの技法は文章で語られていて、視覚的ではありません。
ぱっと見にわかるムック本のような本ではなく、文章でノートに関する技法を表現している本なので、読みにくさを感じます。文章が読みにくいのではなく、正確に言うと図や写真などの視覚からのインプットが無いために、理解しづらいのです。

求めているところがちょっと違っていたので、後半の3章は飛ばし読みしてしまいました。
「読むためのノート」には興味がありましたが、まさか書き込みをした本もノートに含まれるとは思っていなかったので、想定の違いでした。

ノート術を習得するためには、もう少し視覚的なインプットが得られる本の方が良さそうです。個人的にはそうです。ただし、視覚的なものばかりですと、ちっとも頭に入って来ない面も否めません。
「書く」ということの重要性なんだろうと思います。
ノート術を高めるには、「書いてみる」しか無い気がします。書いていると、そこにいろいろな工夫が生まれ、それが自分なりに身に付いたノート術になるのだろうと思います。

いくつかのヒントを得られた本だったと思います。
あとは「書く」だけです。

麦二郎
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