月: 2022年1月

『猫のお告げは樹の下で』青山美智子

No.1669 2022年1月29日読了 それぞれの悩みを抱える人達が、とある神社を訪れると、お尻に星のマークがついた猫がお告げを授けてくれます。猫のお告げはタラヨウの葉っぱの裏に書かれていて、それを手にした人はラッキーな人なのです。そのお告げは、キーワードだけで、それが何を意味するのかは自分で探す必要があります。そんなラッキーな人は7人です。 失恋した相手を忘れたい美容師だったり、中学生の娘と仲良くなりたい父親だったり、なりたいものが分からない就活生、夢を諦めるべきか迷っている主婦などが主人公です。それぞれの悩みが解消すると言うよりも、それぞれの悩みの種の受け止め方だったりします。キーワード[…]
麦二郎
2年前

『はかどる神iPad』平岡雄太

No.1668 2022年1月24日読了 会社帰りに立ち寄った駅の本屋さんで、この本を見つけました。あまりこの類の本、つまり電子機器の使い方的なものは、読まない方だと思います。雑誌はパラパラと捲ってみることはあります。それでいて、iPhoneやiPadのアプリには大いに興味はあるのです。なぜか迷わずこの本は買ってしまいました。そしてすぐに読みました。 非常に分かりやすい本だと思います。紹介されているアプリと使いかたは秀逸でした。例えばノートアプリは、良くできていて使ってみたいと思いましたが、その機能をフルに発揮させようとすると、Apple Pencilが必要です。手帳アプリも良さそうでした。悩[…]
麦二郎
2年前

『自分を変えるノート術』安田修

No.1667 2022年1月23日読了 忙しくて「考える時間がない」という発想をすることが、よくある気がします。この本では、こういう状態のことを「切れない斧で木を切ろうとしている」ことに例えています。木を切るためには、斧を研がなくてはいけないのです。つまり、「考える」ことが必要なのです。そして「考える」ために使うツールがノートなのです。 ノートの効果はざっくりまとめて一つ言うと、見える化をしてごちゃごちゃになった脳の中を整えることができるということです。やりたいことを全部書き出すからこそ、それらに優先順位を付けることができます。「時間がない」からと、ごく一部しか書き出すことをしなければ、本来[…]
麦二郎
2年前

『マイノートのつくりかた』Emi

No.1666 2022年1月22日読了 先日『もっともっとマイノート』を読んで、基本的なマイノートのつくりかたについて知りたくなり、この本をkindleで買いました。電子書籍のレビューは久々のことです。 とにかく、自分の意識に引っかかったことについて、すぐにメモするのが、「マイノート」かなと思います。雑誌を読んでいて、気になったことは「マイノート」に切り抜きを貼り付けたり、メモを記入したりします。読んでいると、猛然と真似したくなります。でも、どこかしっくりしない部分もあったりします。何よりも、「これで行こう」的な結論が出ていないので、ちょっと時間をかけて確かめてみたくなります。 僕の中では、[…]
麦二郎
2年前

『ずっとあなたが好きでした』歌野晶午

No.1665 2022年1月22日読了 この本は、なぜかずっと本棚の端っこに積ん読されていました。660ページくらいある、とても分厚い本だったからかも知れません。歌野晶午さんの本なので、楽しみを取っておきたかったのかも知れません。買ったのは、2018年2月3日頃のことらしいです。今となっては定かではありませんが、当時は買ったらすぐに写真を撮っていましたので、その写真の日付がそうなんです。 50ページ前後の短編が13収録されている本です。タイトルどおり、全ての短編は「恋」がテーマです。青春時代あり、ネットあり、初老時代ありという、ほんとうにいろいろな「恋」の物語です。でも、これ以上は語れません[…]
麦二郎
2年前

PILOT LIGHTIVE マットブラック

軽量ボディ、高い機密性、大容量コンバーターが使用できるという3つの特徴を持った「PILOT LIGHTIVE 万年筆」をもう1本買い足しました。昨日のことです。先日買ったのは、ホワイトでした。今回は、マットブラック。ニブはホワイトと同じF(細字)です。価格は税込2,200円と、「カクノ」の倍ですが、この万年筆は何だかとてもワクワクするくらい書きやすいのです。ニブは「カクノ」と同じものを使っているという噂もありますが。 確かに非常に軽いです。大容量コンバーターをセットすると、重さは増すと思いますが、カートリッジインキをセットした状態だと、びっくりするほど軽いです。機密性については、今のところ使わ[…]
麦二郎
2年前

コンビランチ@鎌倉かつ亭あら珠(茅ヶ崎)

とんかつを食べたくなり、茅ヶ崎駅ビルのラスカ茅ヶ崎にある「鎌倉かつ亭あら珠」さんへ行って来ました。昨日(1月15日土曜日)のことです。とんかつを食べたくなった理由は、至極単純な話です。テレビ東京で1月10日から放送開始となった「ワカコ酒」というドラマを観た影響です。「ワカコ酒」は1年振りにSeason 6が始まりました。その第1話が「とんかつに熱燗でぷしゅー」というタイトルなんです。でも、やはり昼間っから熱燗は避けました。瓶ビールでぷしゅーということに。 おつまみは、単純に「枝豆」です。レンチンかと思いきや冷たかったのが意外でした。堅めのゆで加減で、まずまず。ビールは奥さんと二人で2本飲みまし[…]
麦二郎
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今週の富士山 1.8~1.14

1月8日(土)は、朝から良いお天気。富士山に朝陽が当たり、紅に染まっていました。気持ちの良い休日の朝でした。 1月8日(土)7:02 朝の富士山は刻々と姿を変えて行きます。日の出の頃は朝陽に染まり、やがて真っ白な冠雪が寒々とした姿に変わって行きます。この季節は早く日が落ちます。夕暮れの富士山もなかなか良いものですが、日曜日の終わりは何だか名残惜しい気がします。 1月9日(日)8:011月9日(日)16:23 月曜日も祝日でお休みでしたが、この日の富士山は厚い雲の向こうで、何も見えませんでした。翌日の火曜日は、朝から雨でした。2日連続で会えないと淋しいものです。そして、水曜日の朝は、再び綺麗な富[…]
麦二郎
2年前

雨上がりの朝、ウォーキング

昨日の雨が上がり、すっきりと晴れた空が広がっていました。湿っていた道路は凍結している箇所があり、一部白っぽくまだらになっていて、滑りやすいところもありました。今日はテレワークの予定で、運動不足にならないように、テレワークの日には意識的に歩くことにしています。 写真では良くわかりませんが、昨夜の雨が凍り付いていたのか、木々の枝からはポトポトと雫が落ちていて、枝に付いた水滴がキラキラと輝いて、とても綺麗な光景でした。太陽の熱に温められたせいか、地面からは白い水蒸気が出ています。日陰では地面は霜で真っ白になっています。 きちんと整地された畑一面は真っ白になっています。朝の太陽の陽射しがポカポカと僕の[…]
麦二郎
2年前

焼肉ランチ@焼肉ひねらんかい茅ヶ崎店

呑兵衛夫婦なのですが、昼飲みがほとんどです。夜だと飲み過ぎるということもあり、またランチだとリーズナブルにいただける場合もあるので、自然に昼飲みを選択するようになりました。一番の理由は僕が夜飲みだと眠くなってしまうことかも知れません。 焼き肉屋さんと言うと、だいたいは夜だけ営業しているお店が多く、昼営業の焼肉店を探して遠出することもあったりします。1月9日のこと、何となく遠出も億劫な感じだったので、食べログで近くの焼肉店を探していると、去年の秋にオープンしたという新しいお店を見つけました。どうやら巣鴨の方にあるお店の2号店が茅ヶ崎にできたとのことです。元々別の焼肉店だった場所にオープンしたよう[…]
麦二郎
2年前

『ワンダフル・ライフ』丸山正樹

No.1664 2022年1月10日読了 「読書メーター OF THE YEAR 2021」の第一位となった本です。本屋さんに並んでいるのを見た時、気になっていました。多くの方が読んでいらっしゃるようなので、年末に本屋さんで買って、読むことにしていました。 昨日から読み始めて、昨夜晩酌をしなかったら、そのまま1日で読んでいたかも知れないと思いました。300頁超の本ですが、初日で半分、そして今日は半分読みました。 ネタバレを含まないようにこの本の感想を書くのは難しいと思いますので、少しネタバレを含むことを予めお知らせしておきます。核心には触れないようにしますが。 読み始める前は、障がい者に関する[…]
麦二郎
2年前

12月の野鳥

遅ればせながら去年の12月に出会った野鳥たちを紹介します。いつも見かける野鳥達なんですが、久々だったり、至近距離で写真を撮ることができたこともありました。まず最初にダイサギ、コサギ、アオサギです。この季節らしい、寒々しい写真になった気がします。 ダイサギとコサギダイサギとアオサギ 珍しくトンビが木にとまったので、何枚も写真を撮りました。鷹の仲間がいると、必ずカラスが騒いだり、近づいて来たりします。 トビトビとカラス 秋から冬、春先まではモズを良く見かけます。冬はあまり鳴きませんが、秋のある時期はしきりと鳴いていました。縄張りの主張らしいです。冬は縄張りが決まっているのか、争いが無くなったのか、[…]
麦二郎
2年前

『半分、減らす。』川野泰周

No.1663 2022年1月8日読了 著者は精神科医であり、臨済宗建長寺派林香寺の住職。今世の中には、物が溢れ、大量に消費されるが故に大量の廃棄物が生じて社会問題化しています。溢れているのは、形のある物だけでなく、情報も然り。電車の中では8割いや9割の人達がスマホの画面に夢中だったりします。食も溢れていて、世界では飢えに苦しむ人達が居る一方で、日本では大量の食べ物が廃棄されています。仕事もそうです。生産性や効率性ばかり追いかけてきた結果として、個々人の手に余るほどの仕事が割り当てられていたり、サービス残業が問題化したりしています。 いろんな「モノ」が溢れている中で、人々はそれに押しつぶされ、[…]
麦二郎
2年前

今週の富士山 1.1~1.7

継続できるかどうか、まだ自信は無いですが、毎週富士山の写真をアップしてみたいと思います。集めてみると、いろいろな顔の富士山が見えるかも知れないというのが、始めてみようと思ったきっかけです。まずは、元旦の富士山。数カ所からの富士山です。 2022年1月1日2022年1月1日2022年1月1日 1月2日は、寒川の田園地帯を散歩して、富士山の写真を撮りました。 2022年1月2日2022年1月2日 1月3日から5日までも連日美しい姿を見せてくれました。年明けも連日冬晴れのお天気が続きました。1月5日はちょっと早い時間帯に撮ったので、朝陽を浴びて紅く染まった富士山でした。 2022年1月3日2022年[…]
麦二郎
2年前

『続けるほど、毎日が面白くなる。もっともっとマイノート』OURHOME Emi

No.1662 2022年1月4日読了 著者が17年間で70冊書き続けてきたという「マイノート」の作り方や続け方、その効果などを紹介した本です。「マイノート」とは、すべてのジャンルを一冊にまとめ、心が動いたことだけ書いたり、貼り付けたりするノートのことです。 これだけ長い期間、沢山のアイデアや心が動いたことを書き続けていれば、きっと素晴らしい発見があるに違いないと思いました。自分流を続けることの素晴らしさは、この本の表紙の積み重なった沢山のノートの写真に引き寄せられる方は僕だけではない筈だと思います。 書くことは、素晴らしいことだと思います。手帳にちょっと思いを書くだけで、思いは広がって行きま[…]
麦二郎
2年前

『仕事がうまくいく!絶対的な「1日」の習慣』山本武史

No.1661 2022年1月3日読了 仕事とプライベートとのバランスについても書かれていますが、主な部分は仕事に関するタイムマネジメントの本でした。理想的な1日を作って、それを続けるためのノウハウやタイムマネジメントや習慣化による時短テクニック、脳科学や心理学から見たタイムマネジメントのヒントなど、盛り沢山な内容でした。 読んでいて、タイムマネジメントの基本を思い出した気がします。この本を読んで、ぜひ試してみたり、実行してみたいと思ったのは、以下のようなことです。 理想の1日を作るための3ステップ(やるべきことの洗い出し、優先順位、スケジュール)目的意識を持つこと休日は能動的に休むこと人生を[…]
麦二郎
2年前

黒黒黒ボールペン

昨年末に酔った勢いで、とうとう買ってしまいました。ずっと興味を持っていたんですが、ちょっとずつ違う「黒」をどう使い分けるのだろうかと思っていたのですから。実際買った後も何に使えば良いのか、答えを見いだせていない状況なんです。買ったのはサクラクレパスの「ボールサイン iD plus」という水性ボールペンです。 黒ですが、試し書きのとおり、ピュアブラックとナイトブラック、フォーレストブラックの3色です。ナイトブラックは青みがかった黒、フォーレストブラックは緑がかった黒なのです。サクラクレパスのサイトでは、フォーマルに書きたい時がピュアブラック、スマートに書きたい時がナイトブラック、上品に書きたい時[…]
麦二郎
2年前

めくり初め 味のカレンダー

4年目くらいになるのでしょうか。このお気に入りの日めくりカレンダーを買い始めて。元旦と言うことで、開封式と言うか、めくり初めと言うか、新しい年の儀式みたいなものをやってみました。 いつもiMacの脇に置いています。月を表示したページもありますので、毎月の初めには2枚捲ることになります。元旦は、お屠蘇の話題です。イラストとコラムがあり、コラムにはお屠蘇の順番などの蘊蓄が書かれています。毎日のイラストとコラムを楽しみにしていますが、仕事が忙しかったり、何かに気を取られてしまうと捲り忘れて読めなかったりもします。今年はそういう日ができるだけ無くなると良いなと思います。日めくりを使っている理由は、毎日[…]
麦二郎
2年前

新しい年

この拙いブログを見ていただいている皆様、本年もよろしくお願いいたします。例年なら「謹賀新年」とか、そういうタイトルにするのですが、喪中の身なので控えました。 今朝、いつものように愛犬ふたばと短い散歩に出ましたが、「寒い」と感じる朝でした。歩いている間は良いみたいですが、手足を拭くためにじっとしている時などは愛犬がガタガタ震える寒さでした。空気が澄んでいて、良く晴れた空ですから、いつもよりも近くに見える富士山が印象的でした。まさに元旦に相応しい富士山の眺めに、新しい年を無事迎えることができたことに感謝したいと思いました。 さっそくお節をつまみにシャンパンと日本酒を飲み、朝から酔っ払ってしまいまし[…]
麦二郎
2年前