『戦略参謀の仕事 プロフェッショナル人材になる79のアドバイス』稲田将人
No.1625 2021年8月9日読了
経営企画の仕事って何だろうと思っていたところ、この本が目に付いたので買っておいた本です。
買ってはみたものの、かなり長い間積読本化していて、やっと今日読み終えることができました。
積読本の話ですが、この本を読んでみたいと思ったら、とりあえず買っておいた時期が続きました。どんどん積読本は増えて行き、数が減らなくなっていました。読みたいと思う本を見つける度に買っていて、最近では新しい本から読むことが多かったからです。
気が付いたら3年くらい前に買った本が、まだ積読本リストにありました。さすがにこれではいけないと思い、新しい本を買うのをぐっと我慢しつつ、積読本減らしを意識しています。
そんな中でこの本をやっと読むことができました。430ページほどある本で、そのボリュームが障壁になっていて積読本化しました。
全部で8つの章に分かれていますが、全体的には企業が発展するためにはPDCAが正常に回っていることという主張が書かれている部分が多かった気がします。随所でPDCAが出てくるのですが、確かにPDCAと言うとわかりやすいようで、実際にそれを実行するのは難しいフレームワークだと思います。
企業における参謀はどういう存在なのか、参謀機能の必要性、参謀のマインドセット、戦略について、問題解決の基本、経営知識と実践知、PDCAについて、人間の「業」への対処というのが第1章から第8章の内容です。
経営企画の業務ではなく、飽くまでも経営トップを補佐する参謀になりたい人へのアドバイス的な本のような気がしました。
そういう意味で、やっぱり本を買う時は目次だけでも確認してから買おう、というのが私の反省です。
もちろん、読んだことは無意味ではありません。私なりに考えさせられた部分や実際の業務に参考になる点もありました。
とりあえず、読み終えることができたことが、次の何かに繫がりそうな気がします。