『私の中を整理する片づけ』ミニマリストますみ

麦二郎
麦二郎

No.1805 2023年10月3日読了

断捨離とか、片づけとかしたいと思っていて、なかなか実行できないものだから、この本に惹かれました。
惹かれた理由は、もう一つ。
サブタイトルにあった「余白」というキーワードです。
サブタイトルは、『幸せがおとずれる「余白」の作り方』でした。

心には「余白」つまりある程度の「余裕」が必要だと思っています。
生活空間にも「余白」が必要だと思っています。
手帳のスケジュールページにも、「余白」が必要だと思っている人です。

この本は3つのパートに分かれています。
第1章は「友に過ごしたい、持ち物。」で、第2章は「帰りたくなる、おうち」、第3章が「『適当』に、生きる」です。
要するに「持ち物」と「環境」と「生き方」でしょうか。
この区分のようにきっちりと分かれている、感じではなかったですが。

著者がまず始めたのは、バッグの中身を見直すこと。
確かに使っていないものを持ち歩くのは、合理的ではありません。
使わないもの、要らないものが眠っていそうです。
著者は旅の荷物にも拘っています。
確かに大荷物で旅に出ると、邪魔で仕方がありませんから。

僕も鞄の中身は見直そうと思いました。
服や文房具も同じです。
それほど服は持っていないと思いますが、それでも着ない服はあります。
文房具は筆記具が使い切れないくらいで、今も増殖しています。
この二つについては、高級か安いものかということは別として、本当にお気に入りのものを最低限持っていれば良い気がします。
僕の場合筆記具はそれほど一気には減らせないと思いますが、そのうちきっと。

「適当」の意味には共感しました。
本当は自分にとって無理なことを、敢えて目標にしたりするところがあります。
そして案の定できないのですから、自己嫌悪に陥るというわけです。
負の連鎖でしょうか。
だったら、自分にちょうど合っているところを選べば良いのです。
無理しなくても良いのです。
ありのままの自分で。
これは、本当に共感しました。
この下りを読んで、朝の散歩に出掛けましたが、歩きながらさらに納得している自分がいました。

麦二郎

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