『おひとりからのひみつの京都』柏井壽
No.1700 2022年7月23日読了
先日読んだ『おひとりからのしずかな京都』の前に、この本が出版されたようでしたので、読んでみました。
昨日(7月23日)はコロナワクチンの副反応に苦しんでいました。モデルナの時ほど高熱は出なかったのですが、37度から37.5度の微熱が結構長い間続きました。
そんな中、横になっていて読んだ本がこの本です。既に半分くらいは読んでいましたので、残り半分を一気に読んだことになります。
4つの章立てで構成されている本です。
第1章は、京都の歩き方を軸にした章です。第2章は京都の美味しいものの紹介、第3章は京都の食文化やお店の紹介です。
最後の第4章は、京都のお寺や神社と歴史に関する章です。
先日読んだ本もそうでしたが、コロナ禍でインバウンドが無くなり、本来の京都を取り戻したという視点が垣間見えます。
そういうところが、旅行のガイドブックとは違っているので、読んでいてとても興味深い本です。
ひとりでのんびり、しずかな京都を歩く、そんな本なのです。
実は学生時代を京都で過ごした経験がありますので、そういう懐かしさもこの本をすらすら読める理由の一つかも知れません。
しばらく前は頻繁に鎌倉を訪れ、鎌倉のお寺や神社を歩くことを趣味としていたので、そういう面でも京都にも興味を持っています。
鎌倉のブログを書こうと思っているところで、鎌倉散策を再開しようと思っているのですが、コロナ禍で躊躇していたりします。
その流れで京都や奈良も歩いてみたいと思ったりしているのですが、これは僕の夢なんですが、数か月滞在して京都や奈良を歩いてみたいと思うのです。
そういう意味で、この本は夢への第一歩みたいな本かも知れません。
歩く前に一定の知識を得ていた方が良い気がします。
でも、この本は何となく歩いて、そしてたまたま出会う、そういう偶然を楽しむ本でもあるのです。
そういうところがまた興味深いところです。