『おひとりからのしずかな京都』柏井壽
No.1698 2022年7月3日読了
この本は、会社の帰りに東京駅で時間があったので、立ち寄った本屋さんでたまたま目にした本でした。
今年は京都を旅したいと思っているので、ほとんど迷わず購入しました。
ちなみにガイドブック的な本は、Kindle unlimitedの読み放題のものを読んでいたりします。
読み物的な本でしたし、新しい本のようでしたので、紙の本を買いました。
僕もどちらかと言うと、人混みを避けたい方です。
例えば鎌倉へ行っても、観光客が殺到しそうなお寺には、早朝に出掛けたりしていました。
ちょっと外して行くのが良いわけなのですが、この本も京都はちょっと外して行けば、しずかな京都を楽しめるというコンセプトの本でした。
大部分は街のこととか、社寺のことが中心でしたが、飲食店や宿(1軒だけでしたが)の紹介もされていました。京言葉に関する章もあり、とても興味深く読みました。
何よりも京都の地元情報が新鮮です。きっと地元の人でも知らないような情報も含まれているのではないでしょうか。
この本のような京都歩きをするのなら、1週間くらい、いやもっともっと滞在する必要があるでしょう。2泊3日程度ではとても回りきれません。
これは夢でもあるのですが、数か月のロングステイをして、京都を歩き回ってみたいと思ったりしています。
その前に鎌倉歩きもしたいので、まだまだずいぶん先の話ですが、いつか実現できたら良いなと思います。
そんな刺激を受けた京都の本でした。
この本の前に『おひとりからのひみつの京都』が出版されていたようなので、こちらの方もぜひ読んでみたいと思います。