『二度寝で番茶』木皿泉
No.1617 2021年7月28日読了
巻頭には、高山なおみさんの料理の写真とエッセイのコラボがあり、その後は対話形式のエッセイが続きます。
正直なところ対談を読むのは、何故か好きじゃないので、先入観がありました。
でも、見事に打ち砕かれました。
面白い、のひと言でした。
世の中の出来事などに対する木皿泉さんの発言が、とても面白かったのです。
ぐっさり行く毒舌っぽい語り口も良かったと思います。
中身を見ずに買ってしまった本で、届いて捲ってみて対話形式だったので、読むのをちょっと躊躇っていました。でも、予想は裏切られてしまいました。
読み易くてサラサラ読めてしまいます。あっけないくらいに読了できた感じです。
そうそう、木皿泉さんってお二人のユニットなんです。
だから木皿泉さん同士の対話なんです。どちらがどうなのか、とても良くわかった気がします。