『学び効率が最大化する インプット大全』樺沢紫苑
No.1614 2021年7月23日読了
読むことや聴くこと、観ること、インターネットでの情報収集、学ぶことなどによってインプットされた情報を知識に変えるためにどうすれば良いかというノウハウが大全として纏められています。
個人的に最も興味があったのは、やはり「読むこと」でしょうか。
何かの講座を高いお金をかけて受講しようとするなら、その前に本を読んでみてステップアップして行く「学びのステップ」について最初に触れられています。
次に沢山の本を読むよりも、月3冊くらい読んでアウトプットした方が効率的ということ。ザル読みではなく深読、ホームラン本(当たりの本)の選び方、先入観なしでバランス良く賛成派と反対派と中立の本を読むなどの内容です。
全般的にざっくりとこの本を表現すると、いかに情報を取捨選択してインプットし、いろいろなインプット手段について効率良く知識へ変えるためのノウハウが書かれている本だと思います。
大全と言うことで、網羅的であって一つ一つはさほど深くないと思いますが、図も多用しつつコンパクトに良くまとまっていて、参考になることが沢山あった気がします。