『酒・つまみ日和』パリッコ

麦二郎
麦二郎

No.1801 2023年9月4日読了

本屋さんで本を物色していたら、こんな本を見つけました。
あれは、8月26日のことだったと思います。
積読本は結構沢山たまっているし、さてどうしようと迷ったのも一瞬のこと。
やっぱり、「読みたい」感がぐんぐん上昇、買ってしまいました。

本だけでなく、ドラマもお酒がテーマだと惹かれてしまいます。
Amazon Prime で観ているのは、「晩酌の流儀2」だったりしますし、吉田類出演の番組も良く観ています。「ワカコ酒」のファンでもあります。

この本を見つけたのは、僕がまさに2週間の禁酒にチャレンジしている最中のことです。
そろそろ禁断症状が出てくるんじゃないかと思う頃に、寿司屋でノンアルコールビールで我慢した日でもあります。
どうしてそんな時期にこのような本を読みたくなるんでしょう。
まさに自虐的としか言いようがありません。

そして本の感想ですが、いやいやこんなに面白い本とは思ってもいませんでした。
(個人の感想かつ酒飲みの感想ですから、ご注意ください)
まるごとカマンベールチーズフォンデュなんて、絶対真似してしまうでしょう。
「富士そば」朝のみ大満喫コースもいいですね。
デキャンタはフルボトルは飲めない人が注文するものと思っていましたが、デキャンタージュというワインの味をまろやかにする秘密があったとは知りませんでした。
超いい肉ボンカレーもぜひやってみたい。
いきなり小旅行で昼飲みするのも、とても魅力的です。
ネバーエンディングアルミ鍋うどんも、寒くなったら真似してみよう。
ついに著者は自分だけの秘密基地を作って、そこに酒器やらなんやらを集め始めた、なんてこれほど羨ましいことはありません。

ごくごく一部の内容を紹介したまでですが、酒飲み必読の書だと思います。
ちなみにこの本は、2018年11月に光文社のWEBサイトで始まり、2020年3月に光文社新書の公式noteに移動して連載されている「つつまし酒」の書籍化第3弾ということです。
さっそく、第1弾と第2弾は探し当てて、「ほしいものリスト」に登録中です。
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いやいや新しい楽しみを見つけたようで、非常に良い出会いでした。

麦二郎

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