今日の野鳥散歩

久しぶりにカメラを持って、散歩に出掛けた。
ここのところウォーキングに集中するため、野鳥の様子を眺めながらだったけど、写真を撮ることはしていなかった。
今日は何となく、カメラを持ってウォーキングに出掛けた。

この時期は、野鳥は少ない気がする。
冬鳥の方が多い気がするのだけど、実際のところはそうなのか良くわからない。
夏鳥よりも冬鳥の方が多いと思う。
さっそく見つけたのはカワセミだったけど、残念ながら写真は撮れなかった。
なぜかカメラを向けると逃げてしまう。

次に見つけたのは、カルガモ。
カルガモは季節を問わず、良く見かける野鳥だ。
スズメやセキレイ、ヒヨドリ、ムクドリなどは身近な野鳥でいつも見かけるので、滅多に写真は撮らない。
カルガモの近くにコサギもいた。
白いサギは白鷺と思っている方がいるかも知れないが、大中小で名前は変わる。
ダイサギ、チュウサギ、コサギという名前。チュウサギとダイサギの区別は難しい。

寒川の田園地帯を歩いた。
ここからの富士山も綺麗だった。
この季節にしては、くっきりと良く見えていたと思う。

小出川沿いに歩いて、野鳥がいないかチェックしたが、見つからなかった。
どこかでカワセミの声はしていた気がするが、見かけたのはカラスくらいだ。
何も植えられていない畑を見ると、遠くに普段見かけない野鳥を見つけた。
チュウシャシギだと思う。

この季節に日本を通過して行く旅鳥だ。
以前このあたりで一度だけ見かけたことがある。
茅ヶ崎の海岸沿いでも見かけたことがあったと思う。
シベリアで繁殖し、ニューギニアやオーストラリアで越冬する旅鳥。
長い旅の途中で立ち寄って、再び飛び立つために英気を養っているのだろう。

写真を撮っていると、面白いツーショットが撮れたことに気づいた。
チュウシャクシギとキジのツーショット。

全体は見えないが、チュウシャクシギの後にキジが写っていた。
初めて撮るツーショットだった。

帰り道でもチュウシャクシギを見つけた。
離れていたので、別の個体だと思う。
この時期はこの辺りで羽を休めて、食事をして、再び旅立つのだろう。

50分くらいのウォーキングだったけど、カメラを持って出て良かったと思う。
近くに自然があり、野鳥を見ながら散歩ができる環境は、私にとっては理想的だ。
そして休日にはこんなふうにウォーキングができることが、理想的でもある。
心も癒される理想的な朝の散歩。
普通で特別ではないから、理想的な朝だと思う。

麦二郎

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