川古江家＠鎌倉

訪れたのは、昨年の大晦日のことでした。
かなり遡りますが、鎌倉を訪れたのも先日8月19日の前を確認すると、2021年12月31日になるのです。
このお店は、創業が明治20年と言うことですから、遡って紹介しても今はもう閉店していると言うこともありそうにないので、ここまでは遡ることにします。
これ以上時間を遡って飲食店を紹介するのは、避けたいと思っています。
紹介したいお店には、再度訪れる機会を作って、紹介します。

この日は大晦日、お蕎麦屋さんは特に混雑している時なのです。
実は何軒かお蕎麦屋さんに入ろうとして、入れなくてさてどうしようかと鎌倉駅前に戻って来て、川古江家さんを覗いてみると、何とか無事に入れたと言うわけです。
歩き回っていて、時間的に遅くなったことや、たまたま席が空いたところだったのかも知れません。
すぐに席は埋まってしまって、待ち行列ができました。

なので、店内はあまりゆっくりお酒を飲んでいるような雰囲気ではありませんでした。
店員さんが忙しく配膳に回り、調理場も忙しくしていました。
僕は「せいろ蕎麦と天ぷら盛り合わせ」を注文したのですが、お店の方からは「時間がかかるよ」と何だか他のメニューに誘導されているような感じを受けたものです。
でも、他の人が食べているのを見ていたので、注文は変更しませんでした。

それほど待たずに、出てきました。
こちらがボリュームたっぷりの天ぷら盛り合わせがセットされたせいろ蕎麦です。
もちろん、とても美味しくいただきました。
実は僕が鎌倉散策を始めたのが、2009年4月のことでしたが、その時のランチはこの川古江家さんだったのです。
そう言う意味では、何と十数年振りの川古江家さんでした。
ごちそうさまでした。

川古江家さんは、鎌倉駅東口を出てすぐ、徒歩1分のところにあります。東口を出て左に回り、豊島屋の扉店のすぐ隣のビルの地下に降りた場所にあります。