コロナ禍

『私たちの世代は』瀬尾まいこ

No.1817 2023年11月25日読了 瀬尾まいこさんの本を初めて読んだのは、2008年11月のことでした。今から15年前ということになります。読んだのは、『天国はまだ遠く』でした。文庫本になってました。はっきりと覚えていないのですが、多分映画を観たのがきっかけだったと思います。それから、いろんな本を読み、最近では新刊が出るとすぐに読むことにしている作家さんの一人です。 コロナ禍の頃に小学三年生の二人の少女が主人公です。二人の物語と未来の話が交錯しながら始まり、良くある手法だとは思いますが、二人の物語がある時点から一つになります。瀬尾まいこさんの物語には特別な伏線やその回収というミステリー[…]
麦二郎
5ヶ月前

『じぶん時間を生きる』佐宗邦威

No.1810 2023年10月19日読了 本屋さんでこの本を見つけて、自分勝手な思いがあって読んでみようと思ったのでした。著者は2021年に軽井沢へ移住されている。環境を変えることは、生き方を変えることに繋がる。なので、軽井沢の自然の中での生活を情緒的に綴ったエッセイという期待があった。或いは軽井沢での暮らしぶりが綴られているとか。 買った時に目次はざっと目を通すので、エッセイ的な文章だとは思っていなかった、じぶん時間とは何か、みたいなことを論じている本だろうと思うところもあった。エッセイ的な文章と言うよりも、論文調かなと思った。4章の分かれていて、振り返るとコロナ禍で起きた変化、自分に起き[…]
麦二郎
6ヶ月前