本屋大賞

『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬

No.1694 2022年6月8日読了 今年の本屋大賞受賞作品。本屋さんに並んでいるのが気になっていた本でしたが、戦争に関する小説と言うことで、少々敬遠していました。戦争は悲劇はあっても、良いことは無いと思っていたからです。 読んでみて、そのとおりでした。どう考えても、戦争はマイナスでしかないのです。勝とうが負けようが、どっちだって悲劇を生むもの、生産的でないものが戦争なんだと思います。でも、この本はとても面白かった。フィクションを前提にして、面白かったと表現したいと思います。でも、リアリティがあるのです。何故なら、ウクライナの戦争が現実となっているからです。ウクライナの状況を、テレビの映像で[…]
麦二郎
2週間前

『お探し物は図書室まで』青山美智子

No.1600 2021年5月5日読了 仕事のこと、つまり人生について、迷っている主人公が、ふとしたことでとあるコミュニティハウスの図書室を訪れます。そこで小町さんという司書から、おすすめの本を教わります。本の付録として羊毛フェルトを受け取ります。収録されている5つの物語に共通していることです。 何となく就職した朋香さんは、婦人服販売員です。何となく就職したと思っているので、仕事にうまく向き合えないようです。家具メーカー経理部に勤める諒さんは、アンティーク雑貨屋を夢見ていますが、遠い夢でしかないと思っています。元雑誌編集者の夏美さんは、育児のために編集の仕事を外され、悶々と仕事をしています。浩[…]
麦二郎
去年