「翠雨(すいう)」とは、若葉や青葉の頃、初夏の頃に降る美しい雨のことです。本の表紙は、紫陽花の花に囲まれた女性と雨のイラストです。主人公の猿橋勝子さんは、紫陽花が好きだったようで、物語の中にも紫陽花はでてきます。「翠雨」…
正直に書ける場所、共鳴の場 末吉宏臣著『noteの始め方 言葉で世界とつながる!』
この本を読むと、noteを始めてみたくなります。書いてみたくなります。noteは上手な文章を書くための場ではなく、自分の心に正直に書ける場所だから。 これまでもnoteに関する本は、何冊か読んでいます。これまで読んだ本と…
この本を読むと歩きたくなる 池田光史『歩く マジで人生が変わる習慣』
歩くとアイデアがわいてくる、などの歩く効用は聞いたことがある。メタ社の屋上では、歩きながらミーティングしているとか。偉人も歩くし、現代の企業家も歩く。 歩くことの脳への影響や健康への影響も良いことばかりだ。歩きやすい都市…
仕事が3倍速くなる 荻原雅裕著『「今日も仕事が終わらなかった」はなぜ起きるのか?』
仕事が3倍速くなる、ってことは無いだろう。要するにそれだけムダを省くことができる仕事術だということだ。 まずは仕事の計画フェーズでのムダを省く方法。端的に言うと実行ベースの計画、つまり実行しようとした時に作業ができる程度…
歳とともに旅の歩き方もかわっていく 松浦弥太郎著『あたらしい旅をはじめよう』
松浦弥太郎さんの本は、時々読みたくなる。前に読んだのは、2023年3月のことで、『しごとのきほん くらしのきほん100』という本だった。ちょっと間隔が開いた。 松浦弥太郎さんの本に期待するものは、いくつかある。ていねいな…
昭和の空気を味わう 嶋津輝著『カフェーの帰り道』
近藤康太郎著『百冊で耕す』を読んでいるが、その中に「小説とは、作品に流れる空気を味わうものだ」という文章があって、まさにこの『カフェーの帰り道』はそういう小説だと思った。 『カフェーの帰り道』は、あまり流行っていない「カ…
良い文章を書くには善く生きること 近藤康太郎著『三行で撃つ』
タイトルに魅了されて買った割には、かなり長い間積読本と化していた本。最初の三行で読者を虜にするような文章を書けば良いのだなと、想像していたが、「撃つ」という意味がタイトルだけ見たのでは今一つピンときてなかった。朝日新聞論…
空がうつくしいと
空が美しいと、思った。暮れていこうとする空と、煌々と灯りが灯っている高層ビル群の風景が、美しいと思った。思わず立ち止まって、スマホのカメラを構えた。 私はこんな場所の近くで、働いている。今日は出社の日だった。コロナ禍以降…
血糖値は安定させた方が良いー小池雅美『気分の9割は血糖値』
血糖値が高止まりしている人は、どうしたら良いのか?読み終えてそう思った。期待していたのは、血糖値を下げる方法が書かれていることだったが、そうではなかった。早食いしないこと、くらいしか書かれていなかった。 おまけに私が大好…
日々は些細な物語の積み重ねー小原晩『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』
タイトルに惹かれて買ってしまう本が、年に何冊かある気がする。この本もその一つ。気になると、いったいどんな内容なんだろうって、自分のものにしてページを開きたくなる。その割には、結構長く積読本状態が続いた。 主に東京を舞台に…









