他人の手帳を集めている収集家が存在することを、この本で初めて知りました。もちろん書いた本人の同意のもとに集めていらっしゃるのですが。2000冊を越えていて、それもどんどん増えていて、図書室なるものが開設されているのです。…
心地よく、ほっこりするーせやま南天著『クリームイエローの海と春キャベツのある家』
主人公の津麦は、5年間大手商社に勤めて退職し、3か月前から家事代行サービス会社で働くようになったという設定。津麦が毎週1回通うことになったのは、妻に先立たれ、夫一人で子供5人を育てている織野家でした。何でも自分でやろうと…
読書熱が高まる!ー近藤康太郎著『百冊で耕す』
後で書こうと思っていると、あっと言う間に時間が経って、読後感を忘れてしまいそうになります。これではいけないと思い、休日の早朝に慌てて投稿しています。 読書術の本は沢山読みましたが、この本はこれまで読んだことが無いと思える…
地球科学者 猿橋勝子の生涯ー伊与原新著『翠雨の人』
「翠雨(すいう)」とは、若葉や青葉の頃、初夏の頃に降る美しい雨のことです。本の表紙は、紫陽花の花に囲まれた女性と雨のイラストです。主人公の猿橋勝子さんは、紫陽花が好きだったようで、物語の中にも紫陽花はでてきます。「翠雨」…
正直に書ける場所、共鳴の場ー末吉宏臣著『noteの始め方 言葉で世界とつながる!』
この本を読むと、noteを始めてみたくなります。書いてみたくなります。noteは上手な文章を書くための場ではなく、自分の心に正直に書ける場所だから。 これまでもnoteに関する本は、何冊か読んでいます。これまで読んだ本と…
この本を読むと歩きたくなるー池田光史著『歩く マジで人生が変わる習慣』
歩くとアイデアがわいてくる、などの歩く効用は聞いたことがある。メタ社の屋上では、歩きながらミーティングしているとか。偉人も歩くし、現代の企業家も歩く。 歩くことの脳への影響や健康への影響も良いことばかりだ。歩きやすい都市…
仕事が3倍速くなるー荻原雅裕著『「今日も仕事が終わらなかった」はなぜ起きるのか?』
仕事が3倍速くなる、ってことは無いだろう。要するにそれだけムダを省くことができる仕事術だということだ。 まずは仕事の計画フェーズでのムダを省く方法。端的に言うと実行ベースの計画、つまり実行しようとした時に作業ができる程度…
歳とともに旅の歩き方もかわっていくー松浦弥太郎著『あたらしい旅をはじめよう』
松浦弥太郎さんの本は、時々読みたくなる。前に読んだのは、2023年3月のことで、『しごとのきほん くらしのきほん100』という本だった。ちょっと間隔が開いた。 松浦弥太郎さんの本に期待するものは、いくつかある。ていねいな…
昭和の空気を味わうー嶋津輝著『カフェーの帰り道』
近藤康太郎著『百冊で耕す』を読んでいるが、その中に「小説とは、作品に流れる空気を味わうものだ」という文章があって、まさにこの『カフェーの帰り道』はそういう小説だと思った。 『カフェーの帰り道』は、あまり流行っていない「カ…
良い文章を書くには善く生きることー近藤康太郎著『三行で撃つ』
タイトルに魅了されて買った割には、かなり長い間積読本と化していた本。最初の三行で読者を虜にするような文章を書けば良いのだなと、想像していたが、「撃つ」という意味がタイトルだけ見たのでは今一つピンときてなかった。朝日新聞論…









