近藤康太郎著『百冊で耕す』を読んでいるが、その中に「小説とは、作品に流れる空気を味わうものだ」という文章があって、まさにこの『カフェーの帰り道』はそういう小説だと思った。 『カフェーの帰り道』は、あまり流行っていない「カ…
タグ: 本
良い文章を書くには善く生きることー近藤康太郎著『三行で撃つ』
タイトルに魅了されて買った割には、かなり長い間積読本と化していた本。最初の三行で読者を虜にするような文章を書けば良いのだなと、想像していたが、「撃つ」という意味がタイトルだけ見たのでは今一つピンときてなかった。朝日新聞論…
昭和の激動を生きる親たちの群像劇—奥田英朗『普天を我が手に 第一部』
奥田英朗の新作長編小説。厚さに圧倒されつつも、計画的に集中して読み進めました。第三部まである長編ですが、物語の力に引き込まれ、次の展開に心が躍っています。昭和の激動の歴史を生き抜いた人たちの生き様が印象的です。
現代の熱狂と空虚を描く群像劇ー朝井リョウ著『イン・ザ・メガチャーチ』
本作は、「ファンダム経済」と「チャーチマーケティング」をテーマに、孤独を抱える三人のキャラクターの視点から展開されるスリリングな物語です。彼らの切実な事情が交錯し、熱狂の正体や生き方への問いかけを描き出しています。
東京駅の本屋で見つけた、私を惹きつける「時間」のキーワード。
これからは、本の表紙を真正面から撮った写真を載せる記事には、「その本を読む前に思ったこと」を綴ることにしました。 読後の感想だけでなく、手に取る前の期待や意気込みも、大切な読書体験の一部として残しておきたいと思ったからで…

