桜の木の前で、記念写真を撮る家族を見かけた。
今日は近くの中学校の入学式のようだ。
今年は桜がまだ見頃を保っている。この小さな川沿いにある桜の木は、まだ蕾がある。
もう少し持つかも知れない。
そんなことを考えながら、いつもインターバル速歩を朝と昼にした。
春眠暁を覚えずと言う。今朝はそんな朝だった。
何と最初に目が覚めたのは、夜中の1時半頃だった。バッチリ目が覚めた。
ふと目を凝らすと、本棚の近くに置いている折り畳むと2段の階段のようになる我が家では「踏み台」と読んでいるそれに、愛猫が横たわっていた。
まずい、僕が目が覚めたことに気づいている。これで水や食べ物でも要求されてしまったら、このまま起きなければならない。
そう考えていると、ますます目が冴えてきた。
そうこうしているうちに、今度は愛犬がおもむろにやって来て、僕の部屋に常備している愛犬用のベッドを掘る。何度も何度も、掘る。
うるさくて眠れやしない、と思っていたらいつの間にかリビングへ移動し、寝てしまったようだ。
どれくらい目が覚めていただろうか、そのうち寝てしまっていた。
時々目を覚ましながら、また寝ることを繰り返していた。
ふと気がついて窓を見ると、もうすっかり明るくなっていた。
起きたのは、5時半過ぎだった。睡眠時間は9時間40分くらい。えっ!という感じ。
そう言えば、昨夜は早くから眠くなり、20時にはベッドに入っていた。



昼食後もいつものように、インターバル速歩をした。
入学式らしい中学生が記念撮影をしていた。
入学式が終わった後の記念撮影かなあ。あの角度から取ると大規模修繕中の黒っぽいマンションが写り込んでしまうんじゃないか。などと心の中でつぶやきながら。
そう言えば、自分の入学式のことを覚えているだろうか。
まったく覚えていない。小学校も中学校も、高校は中高一貫校だったから無かったかも、大学も覚えていない。
入社式はどうだ、式自体は全然覚えていない。
卒業式はどうだろう。これもほとんど記憶が無い。
もしかして卒業してなかったりしてと、不安に思うくらいに。
覚えていないということは、特別なことが起こってなく平穏だったということだ。
良いことも、悪いことも起きていない筈なのだ。
そう納得することにした。
桜咲く入学式の日に、そんなことを考えた。
