空が美しいと、思った。
暮れていこうとする空と、煌々と灯りが灯っている高層ビル群の風景が、美しいと思った。
思わず立ち止まって、スマホのカメラを構えた。
私はこんな場所の近くで、働いている。
今日は出社の日だった。
コロナ禍以降、リモートワークは続いていて、週2回くらいのペースで出社している。
会議が予定されていて、対面で出席したいと思ったら、出社することにしている。
今日もそんな日だった。
仕事のことは、会社を出た瞬間に忘れていた。
帰りは特急に乗って、缶ビールを飲みながら帰ろう、その前に本屋さんに寄ろうと考えていたら、この風景に出会った。
18時前の空だった。
おや、もしかして少し日が長くなってきたかなと思った。
冬の晴れた空は、空気が澄んでいて、とても美しいと思った。
実際、この日は東京駅近くの大型書店で、本を3冊も買って帰った。
本棚には沢山の積読本があるのだけど、また3冊も増えた。
嘆いているわけではない。むしろ、喜んでいたりする。
缶ビールを飲みながら、今日から読み始めた本のページをめくる。
そう言えば、この本も昨日の帰りに買った本だった。
しばらく積読本は減りそうにない。
昨日、2026年2月13日の帰り道の空だった。
