「つい先延ばしにしてしまう」という自覚がある私にとって、本書の「仕組み化」というキーワードは非常に魅力的に映りました。もしも物事を仕組み化することができれば、先延ばしの癖も自然と解消されるのではないか、という期待を抱いて手に取ったのです。
「仕組み化」で見えてきたこと
本書で紹介されている55の法則が、すべて先延ばし防止に直結するわけではありませんが、随所に納得できるポイントがありました。 特に、単に細かなスケジュールを立てるだけでなく、「その仕事の目的」まで併記しておくという手法は、なるほどと感じました。何のためにやるのかが明確になれば、重い腰を上げるきっかけになりそうです。
自分に合った「余裕」を大切に
読み進めていくうちに感じたのは、本書が非常にストイックな「仕事術」の本であるということです。紹介されている手帳の例などは、やりたいことや、やるべきことが隙間なく詰まっており、圧倒されるほどの熱量を感じました。
しかし、もし私がこの通りに実践しようとすれば、おそらくすぐに息切れして計画倒れになってしまうでしょう。私にとっては、もう少し「心に余裕がある状態」の方が、健やかに仕事に向き合える気がしています。
自分のペースで取り入れる
幸い、55もの法則の中には、すでに知っていることや、無意識に実践できていることも含まれていました。 すべてをそのまま真似るのではなく、この中から「今の自分に合っているもの」や「本当に求めているもの」だけを選び取り、参考にさせていただこうと思います。
自分なりのペースを守りながら、無理のない範囲で「仕組み化」を模索していきたい。
そんな風に思わせてくれた一冊でした。
No.2026 2026年1月8日