『リセットする習慣』枡野俊明

No.1855 2024年2月29日読了 心を整えたい、と思うと「禅」関係の本を読みます。枡野俊明さんの本は、そんな中で最も読むことの多い「禅」に関する本です。副題に「やり場のない感情を整える62のヒント」とあります。章立ては7つに分けられていて、悩みを手放す方法と今を生きること、他人に縛らず生きること、良縁を得ること、感情を整えること、心地いい習慣、ささいな毎日を変えることというのが7つの分類になっています。 気になったことを拾い書きしてみます。 一つひとつ、できることをコツコツと 自我を捨てよ 先延ばしすると大事なご縁が逃げていく 一笑千山青 いっしょうすればぜんざんあおし 深知今日事目の[…]
麦二郎
先月

『限りある時間の使い方』オリバー・バークマン

No.1724 2022年12月6日読了 本屋さんでも、ネットでも、良く目にするこの本でしたが、翻訳本だったので少々尻込みしてました。でも、最大の興味である「限りある時間の使い方」を知りたいという気持ちには勝てませんでした。 読んでみて、「なるほど、こういう内容だったのか」と思いました。禅の教えに近い考え方です。人間は「今」「この瞬間」のみを生きている。だから、「この一瞬」を生きることのみに心を尽くす。そういうことだと思います。 言い換えると、明日とか将来のために、「今」という時間を使うのは、ナンセンスと言うことだと思います。 効率的な時間の使い方をすれば、沢山のことができて、結局時間を増やせ[…]
麦二郎
去年

『仕事も人間関係もうまくいく 放っておく力』枡野俊明

No.1720 2022年11月15日読了 この本との出会いは、東京駅なかの本屋さんでした。まずはタイトルに惹かれました。そして著者が枡野俊明さんだったのも、これまでいくつか読んでいたので、安心できました。手に取って、パラパラと捲ってみました。そしてあるページの言葉が引っかかりました。悪い意味ではなく、良い意味で引っかかったのです。 その時は仕事の帰りで、自分がメインと思っている仕事が進まないので、ちょっと苛々していた精神状態でした。章立ては、5章です。1章から順に「人間関係はもっとドライで良い」、「不安・焦り・怒りの手放し方」、「心をすり減らさない練習」、「自分で自分を苦しめないこと」、「人[…]
麦二郎
去年