ミステリー

浅倉秋成『六人の嘘つきな大学生』

No.1677 2022年2月23日読了 この本を読んでみたいと思ったのは、「読書メーター」のランキング上位だったことと、本屋さんで良く見かけていたからです。「本屋大賞」にもノミネート作品として選ばれている本の一つです。 正直なところ、このジャンルの本はそれほど沢山読む方ではありません。特に本格推理小説みたいなジャンルだとそうなんですが、この本は殺人事件などの大それた犯罪の犯人を推理させるものじゃなさそうなのも、読んだ理由かも知れません。 さて、読んでみた感想ですが、非常に面白く、そして楽しく読ませていただきました。これから読もうと思っていらっしゃる方のため、ストーリーについては触れません。個[…]
麦二郎
7ヶ月前

『ずっとあなたが好きでした』歌野晶午

No.1665 2022年1月22日読了 この本は、なぜかずっと本棚の端っこに積ん読されていました。660ページくらいある、とても分厚い本だったからかも知れません。歌野晶午さんの本なので、楽しみを取っておきたかったのかも知れません。買ったのは、2018年2月3日頃のことらしいです。今となっては定かではありませんが、当時は買ったらすぐに写真を撮っていましたので、その写真の日付がそうなんです。 50ページ前後の短編が13収録されている本です。タイトルどおり、全ての短編は「恋」がテーマです。青春時代あり、ネットあり、初老時代ありという、ほんとうにいろいろな「恋」の物語です。でも、これ以上は語れません[…]
麦二郎
8ヶ月前

『倒産続きの彼女』新川帆立

No.1660 2021年12月30日読了 文庫本化された『元彼の遺言状』を読み、とても面白かったので、新作も買いました。同じ作家さんの本をあまり間を置かず読んだのは、これが初めてかも知れません。最近で言うと青山美智子さんも立て続けに読んでいる作家さんです。僕の場合は、一度読んで良いなと思うと、同じ作家さんの作品を読もうとするところがあります。 さて前作『元彼の遺言状』の主人公は、若手の女性弁護士剣持麗子でしたが、今回の作品では同じ弁護士事務所に勤める美馬玉子が主人公です。上司が顧問弁護士を務めるゴーラム商会が倒産の危機にさらされているのだが、その会社でコンプライアンスに関する内部通報があり、[…]
麦二郎
9ヶ月前

『元彼の遺言状』新川帆立

No.1656 2021年12月13日読了 自分を殺した犯人に財産を譲るという、あり得ない遺言状を残して亡くなった元彼。元カノの女性弁護士が、ひょんなことからそのことを知り、元彼の死や遺言状のナゾを追いかけるという物語。2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作のこの本は、著者のデビュー作です。ミステリーなので、ストーリーには直接触れないようにします。 著者の新川帆立さんは、ウィキペディアによれば、この小説の主人公と同じ弁護士をされていた方で、元プロの雀士だった方だとか。びっくりするような経歴の持ち主なのが驚きですが、その小説もなかなかの作品でした。テンポが良く、どんどん[…]
麦二郎
9ヶ月前