麦二郎

『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』安達裕哉

No.1832 2024年1月13日読了 誰かと比べて仕事ができる人になりたいわけじゃなく、今の自分よりも仕事ができる人になりたくて、仕事術の本は時々読んでます。 全体的には、「見えないところでしていること」と言うよりも、仕事ができる人の考え方とか軸みたいなものについて書かれている本だと思いました。仕事ができる人の考え方と言うべきでしょうか。考えは目に見えないですから、タイトルと合ってないわけじゃないですが、「見えないところで努力している」みたいな内容ではなかった気がします。 章立ては5つでした。仕事ができる人の5つの要素で分類されているのかなと思います。順番に「実行力」、「決断力」、「コミュ[…]
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3ヶ月前

雑誌がどんどんたまっていくことについて

「PRESIDENT」2024年2月2日号が届きました。前にも定期購読していた時期がありましたが、今回も定期購読です。気がついたら本屋さんで購入していたりしたので、定期購読の方が安くて良いのではないかと、始めました。でも、雑誌地獄にはまっています。買ったら安心して捲るだけで、読んでいません。次々と届くので、どんどん未読の雑誌がたまっていきます。もちろん、一切読んでいないわけではないですが、特集だけでも全ページ読みたいと思い、ストックしています。 月日の経つのは早いもので、次々と新しい雑誌が届きます。一部を読んでいるものもありますが、結局は中途半端な状態で、「そのうち読もう」ってことになっていま[…]
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3ヶ月前

『六十一歳、免許をとって山暮らし』平野恵理子

No.1831 2024年1月11日読了 イラストレーターの平野恵理子さんのエッセイ。『五十八歳、山の家で猫と暮らす』を読んだのは、約3年半前の2020年7月このとだった。五十八歳から六十一歳だから、だいたいそれくらいの時間が経ったことになる。だんだんと山の暮らしにも慣れ、60歳を超えて運転免許を取る話が中心になっている。 五十八歳で山の家に引っ越し、猫と一緒に暮らし始めた著者は、車も買って山暮らしを謳歌している。11の話で構成されているエッセイだけど、一つの物語のようだ。本の始まりは、まずは運転免許を取るところから。思わず自分が運転免許を取った時のことを思い出しながら、教習などのシーンを読む[…]
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3ヶ月前

夫婦の忘年会 厚田村@茅ヶ崎

食べたり、飲んだりすることに関して、遡って書こうと思っています。なぜなら、このブログにまだ書いていなかったことが沢山たまっているからです。食べたり、飲んだりしてすぐに更新できていたら良かったのですが、最近なぜか本の記事しか書いていなかったので、ネタがたまっている状態なのです。 お邪魔したのは、年末の休みに入ってすぐの12月28日の夕方です。私たち夫婦は、私が酔っ払って寝てしまうのを嫌っていつも昼飲みなんですが、この日は珍しく夕方お邪魔しました。お店の開店と同時、16時半のことでした。予約して行ったのですが、食べログの開店時間と少しずれていました。 「厚田村」の名前は、2005年に石狩市に合併さ[…]
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3ヶ月前

『君はなぜ働くのか』永松茂久

No.1830 2024年1月9日読了 私はなぜ働くのか、そういう疑問を持っている人には、ヒントとなる色々な言葉がもらえます。人それぞれなので、この答えは違っているかも知れません。でも、私の場合は結構腹落ちした気がします。 最近、仕事が面白くないなあと思っていたところで、この本に出会いました。結構経験は積んで、もう引退してもおかしくない人なのですが、まだまだ迷いはあります。そんな時、とてもシンプルなヒントを与えてもらえた気がします。 何よりも、私は一生懸命仕事をしていないのだと思いました。だから、面白くないというのは、納得できる答えでした。まさにそのとおりだと思いました。 もちろん、この本はそ[…]
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3ヶ月前

小出川のハシビロガモ

きっかけは、この写真です。最近のiPhoneはカメラ性能が高くなって、遠くからでも野鳥の写真が撮れたりします。いつも朝と昼の食後に血糖値対策のためのウォーキングをします。その途中で、見かけないカモを見つけたので、iPhoneで撮っておきました。1月6日のことでした。iPhoneの画面で見てもいつも小出川にいるカモたちと区別がつきづらいので、帰って大きな画面で確認しました。くちばしが大きいではないか、これはハシビロガモではないか、そう思いました。 そして昨日、倍率の大きなカメラを持って、でかけました。いました!やっぱりハシビロガモでした。 この個体の雌雄は僕には良くわかりません。若い雄なのかも知[…]
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3ヶ月前

お節に飽きて、炭火焼肉ホルモンマルホ@茅ヶ崎

1月5日のこと、そろそろお節に飽きて何だかこってりしたものを食べたくなる頃でした。奥さんと「焼肉」では意見が一致したのですが、お店はいつもなかなか一致しません。条件としてはランチで行けるお店ということがあり、夜のみ営業している焼肉店が多い中、選択肢は少ないのですが、近くのマルホを推してくる奥さんに対して、藤沢の焼肉店を主張したり。昼ではなくて夜にするか、などといろいろ揉めたのですが、結局面倒になって奥さんの意見に従うことにしました。 1階はカウンター席のみのお店です。お店に入ると、先客は一人焼肉の方のみ。炭火なのが特徴でしょうか。昼飲みセットなるものもあり、生ビールとサワーとホルモン、ナムルで[…]
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3ヶ月前

『人生が劇的に変わる瞬読式時間術』山中恵美子

No.1829 2024年1月6日読了 時間術に関する本を3冊連続して読んだ。「瞬読式」というのが今ひとつ理解できないので、読んだのは初めてだと思っていたが、調べてみたら2022年8月頃『瞬読式ノート術』という本を読んでいた。全然記憶に残っていないので、びっくりしたけれど、そもそも「瞬読」の本を読んでいないせいかも知れません。 「瞬読」がどういうものかと言うことは、巻末に「瞬読トレーニング」というページがあったので、想像はできたつもりだ。それと「時間術」がどう関連するかは、理解できていないのだけど、何となくわかるような気がする。 この本は、考え方と時間泥棒、必要ない仕事にかける時間の節約、本当[…]
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3ヶ月前

本の大人買い、お年玉

Amazonから荷物が届きました。そうでした。一昨日注文した品物です。自分へのお年玉、何が良いのか、考えていました。 今欲しいものと言えば、Apple Watchくらいでしょうか。でも、絶対と言えるほど欲しくはありません。今のでも十分なんです。ちょっとバッテリーの消耗が気になるくらい。 何だかんだ言って、本は大好きなのです。今年は「本をよむぞ〜!」と思っていますし、新年の抱負の一つでもあります。 積み上げてみました。今年のテーマは、文章です。文章力をつけたいと思っています。なので、文章に関する本は、以下の冊です。 『ていねいな文章大全』石黒圭 『三行で撃つ』近藤康太郎 『言語化大全』山口拓朗 […]
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3ヶ月前

『仕事に追われず自分の時間を確保する』ハック大学ぺそ

No.1828 2024年1月4日読了 仕事に使う時間を減らして、プライベートな時間を確保するノウハウ本なのかなと思って買いました。違ってました。仕事に追われるほど忙しい人が、自分の本来業務を実行する時間を確保するためのノウハウでした。自分の時間を確保する3つのステップは、やめる、へらす、かえるです。仕事に使う時間を減らす手法としては、そうだろうなと思います。なので、残業が多い方は、この手法でプライベートな時間を増やすこともできる筈です。 ただし簡単ではありません。やめても良い仕事はあるだろうと思われますが、関係者が納得してやめても良いとされるまでには努力が必要です。へらすのもやめるほどではな[…]
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3ヶ月前

『仕事と勉強を両立させる時間術』佐藤孝幸

No.1827 2024年1月3日読了 仕事を続けながら米国公認会計士や弁護士の資格を取得された著者の経験則が語られている本。時間術と言うよりも、仕事をしながら資格試験の勉強を続ける心得のように感じた。 仕事が忙しいことを、やりたいことを続けられない理由にすることが多いけれど、そういう自分の甘さを反省して、改めなければと思った。確かに仕事をしながら、時間を作って自分がやりたいことをやるための勉強を続けることは、簡単なことではない。その覚悟があれば、勉強してやりたいことをやることができる。できないのは、本当にやりたいと思っていないからかも知れない。 印象に残ったことをいくつかあげてみたい。仕事を[…]
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3ヶ月前

『末梢血管を鍛えると、血圧がみるみる下がる!』池谷敏郎

No.1826 2024年1月2日読了 末梢血管とは、手足へ血液を送りこむ動脈のこと。末梢血管が血圧の高さを左右するようで、食事や運動で末梢血管を鍛えるノウハウが書かれています。5種類の成分を含んだ食材を摂ることだったり、ゾンビ体操とか全身グーパー体操など著者が考えた運動を続けることが推奨されています。 5種類の成分を含む食材を使ったレシピも紹介されていて、試しに作ってみようかなと思ったりしますが、簡単で継続できるものでないと続きそうにないです。5種類の成分とは、ラクトトリペプチド、GAVA、ケルセチン、EPA、リコピンです。タマネギの皮を剥いて、4〜5日日光に当てると、ケルセチンが5倍になる[…]
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3ヶ月前

新年の新しいカレンダー

カレンダーを文具のジャンルに入れるかどうかは、微妙だと思っています。カレンダーはカレンダーなのかも知れません。中にはカレンダーに書き込みをして、手帳のように使う方も、それをコンセプトとしたカレンダーもありますが、手帳のジャンルにするのも抵抗があります。 これまで卓上に置いていたのは、左のCUBIXのカレンダーだったのですが、今年は変えてみました。気分的なこともあるのですが、当月と前後の月のカレンダーを確認したい時があるからです。CUBIXでも足りているのですが、小さすぎて見づらいのです。当月が左だったり、右だったりすることもあります。 新しいカレンダーはSHICOのカレンダーです。とてもシンプ[…]
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3ヶ月前

謹賀新年

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 この拙いブログを覗きに来て下さる方に、感謝申し上げます。引き続き新年も時々覗きに来て下さると嬉しいです。 さて、突然ですが、ブログタイトルを変更しました。本当は「日日是好日」というタイトルにしたかったのですが、他のサイトにありそうなので、「毎日好い日に」というタイトルにしていました。これでは抽象的で、自分でも何を書こうと思っていたか、わからなくなってしまいました。もっと具体的にしようと思い、振り返ってみると本とグルメがほとんどだったので、そのまんまのタイトルにしました。ググってみましたが、同じタイトルのブログも見当たらなかったの[…]
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3ヶ月前

『されど日記で人生は変わる』今村暁

No.1825 2023年12月31日読了 2023年最後の読了本です。年間100冊が目標だったのですが、残念ながら94冊でした。でも、まずまずです。2022年が71冊だったので、30%以上増やせたことになります。何事もプラスに考えようと思います。 この本は、かなり前に『3分間日記』という本を読ませていただいた今村暁さんの日記に関する本で、偶然本屋さんで出会い、新年からの日記の書き方の参考にしようと思って、読んでみました。なるほどと思ったので、2024年の日記に取り入れることにしました。 この本で提案されている日記の形式は、毎日次の5つを書く、それだけです。朝1分、夜1分ということでしたが、多[…]
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3ヶ月前

『思考を耕すノートのつくり方』倉下忠憲

No.1824 2023年12月30日読了 ノートに関する使い方や書き方のいろいろが書かれている本でした。 「使い方」は、いろいろな切り口から書かれています。ノートの1冊全体をどのように使うか。冒頭のページを目次のために数ページ空ける方法や前後から使っていくやり方、見開きの片方を空けるやり方など。ページの使い方も、中心から書くマインドマップのような使い方や間隔を空けたり、コーネルメソッドのように枠を作ったりする使い方が紹介されています。その他、揮毫や線、丸で囲むなどの記述方法や箇条書き、タイムスタンプ、ナンバリングなどいろいろです。 「書き方」のスタイルについても、沢山の例とポイントが書かれて[…]
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3ヶ月前

『椿ノ恋文』小川糸

No.1823 2023年12月28日読了 『椿ノ恋文』は、小川糸さんのツバキ文具店シリーズの3作目。鎌倉の二階堂辺りにあるツバキ文具店の店主鳩子さんが主人公です。前作の『キラキラ共和国』は、2017年10月発売でしたから、6年振りの新作です。 鳩子さんと夫、その連れ子のQPちゃんの3人家族だったのが、小梅と蓮太朗の二人が増えて5人家族になっていました。二人の育児のため、代書屋は休業していて、今回再開するという設定になっています。鳩子さんは、先代の祖母の代書屋を引き継いでいて、依頼者が伝えられない思いを代わりに伝える手紙を書くのです。 手紙がモチーフになっている物語ですが、今回は祖母の道ならぬ[…]
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3ヶ月前

『くもをさがす』西加奈子

No.1822 2023年12月23日読了 乳癌を宣告され、抗がん剤治療や乳房の摘出、放射線治療を経て回復するまでの闘病記。よく「病気と闘うのではなく、付き合う」みたいなことを書かれているものがあるが、この本の場合は闘っている気がする。 僕は大病の経験も無く、コロナ禍でもまだ罹患せずに済んでいて、血糖値がやや高い他はほぼ健康体なので、未経験の領域。それにしても、抗がん剤治療や放射線治療の副作用は、ひどいものだ。著者よりも20歳くらい年上なので、僕の場合がんになったら、積極的な治療は避けたい気がする。著者も書いているが、がんとどう闘うか、付き合うかは、個々人によって様々のようだ。がんの性質にもよ[…]
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4ヶ月前

『喫茶おじさん』原田ひ香

No.1821 2023年12月23日読了 主人公は、バツイチで無職、57歳のおじさん。大手ゼネコンを早期退職して、退職金で喫茶店を開業するも、早々に潰してしまい、二番目の妻とは別居状態。何ともふがいない設定の主人公だが、何となく脳天気感が漂っていたりする。もちろん、自分の人生をそれなりに考えているようだ。その場所は純喫茶。 そんな主人公の1年間の物語で、一月から十二月までの短編形式の物語とエピローグで構成されている。最初はどうだろうという感じだったが、終盤に向かって徐々に面白さが増してくる感じ。会社の同僚だった友人とか、前妻、別居中の妻と娘、開業する前に専門学校で知り合った女性、開業中に雇っ[…]
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4ヶ月前

『続ける思考』井上新八

No.1820 2023年12月17日読了 著者は、継続が趣味と言う方で、なるほど朝から色々なことを長年続けられていらっしゃる。僕も朝のルーティンなるものを決めて、例えばモーニング・ページや日記などを続けている。時々ふと思うのは、「何のために」ということだったりする。 著者は、「何のために」は継続した結果得られるものであり、続けている時には、少なくとも始めてしばらくの間は、そういうことは考えない方が良いと言う。確かにそのとおりで、考えないことにした。 大きなタスクは小さく分解するということをどこかで読んだ。それと同じで、続けたいことは小さくして、例えば5分だけを続けて行く。そうすれば、何年も続[…]
麦二郎
4ヶ月前