今、こうして生きている。それ自体が奇跡なのだと思う。
だからこそ、この生に対して、震えるほどの感謝を捧げずにはいられない。
過去を悔やむことも、未来を案じることもなく、ただ「今」を懸命に生きたい。
地球の果てしない歴史に比べれば、人の一生など、ほんの一瞬に過ぎない。
だからこそ、この一瞬を、この時だけを、何よりも大切にしたいのだ。
年明け早々、また大袈裟なことを言っていると思われるかもしれない。
けれど、これは私の偽らざる本心だ。
昨年という一年は、私にそれを思い知らせるのに十分な時間だった。
「普通」がどれほど得がたいものであり、「今」がどれほど脆いものか。
今は存在していても、次の瞬間には消えてしまうかもしれない。
人間とは、それほどまでに儚い存在だ。
だからこそ、今この時が、愛おしいほどに大切で、重い。
この貴重な時間を、一滴もこぼさぬよう噛み締めて、噛み締めて生きる。
それこそが、私の今年、唯一にして最大の望みである。
