『低コスト生活』かぜのたみ
No.1836 2024年1月22日読了
かぜのたみさんはYouTuberで、「暮らしと自分をととのえる」というテーマで発信されているようです。
もともとはミニマリストとして発信されていたようですが、お金のつかいかたや働き方にシフトされてきたようです。
私の場合は、YouTubeはほとんど見ないので、この本を読んで初めて知ったのですが。
ミニマリスト関連の本は、結構読んでいます。
ミニマリストと言うと、モノを減らして暮らしている人みたいなイメージがあるかも知れませんが、そうではなくてその人にとって本当に必要なモノだけで暮らしている方だと思います。
他人が持っていて便利そうだからとか、流行っているからだとか、CMでとても良さそうだからとか、モノを新しく買うタイミングはいろいろありますが、だいたいは受動的な動機だったりします。
そうではなく、自分にとって本当に必要なものだけを買うという行動をすれば、今よりも低コストな生活ができるのではないかと思います。
この本は、月額7万円で生活する方法に関する本ではなく、低コストで生活するという考え方を説くものだと思います。
外部からいろいろな影響を受け、いろいろなモノを欲しいと思い、お金を稼ぐために仕事をする、みたいな働き方をしてしまうと、働くことも苦しくなってしまいます。
こういう考え方は、なるほどそういう面があったなと、思いました。
つまり、自分として大切なことって何だろう、幸福感とは何だろうといった考え方に関する本なのです。
この本を買ったのは、月7万円ってどんな生活なのか、興味があったためなのですが、想像と違った内容でした。
具体的な手法よりも考え方を改めることの方が今の生活を変えるためには大切だと思いますので、むしろ参考になった気がします。