『頭のいい人が話す前に考えていること』安達裕哉

No.1833 2024年1月16日読了

「知性」と「信頼」をもたらす7つの黄金法則と5つの思考法について説かれている本。
時には会話形式で実際に起こることが例示されているし、著者の体験も交えて書かれているので、とてもわかりやすい本だと思う。
内容も簡潔だから、サクサク読めてしまう。
どの法則も、どの思考法も、読むと納得できるものだった。

黄金法則については、以下の7つ。
感情的になったり、とにかくすぐに反応しないこと。
頭がいいと決めるのは、自分でなく他人だということ。
人は「ちゃんと考える」人を信頼すること。
人を論破しようとか、人と闘うのではなく、課題と闘うこと。
話が伝わらないのは、話し方が悪いのではなく、理解が足りないということ。
知識は誰かのために使ってこそ、知性となること。
自分の承認欲求を満たそうとするのではなく、満たす側に回ること。

自分なりに理解した言葉で書いています。
この記事を書くためにパラパラと捲りながら書いていますが、もう一度ざっと読み直して、メモをしっかり取っておきたくなります。

5つの思考法については、以下のとおりです。
一つ目は、「客観視」です。
自分と反対の意見や統計データにあたることで、思考を深めること。
言葉の意味に敏感になることで、解像度を上げること。
成り立ちを知ることで、アイデアや深い議論が生まれること。

二つ目が、「整理」です。
理解の深度は、どれだけ分けて整理できるかで決まること。
相手の聞きたい話をすること。

三つ目が、「傾聴」です。
相手が話しているとき、自分が次に話すことを考えていることが多々ありますが、まずは相手が言うことを正確に理解すること。
アドバイスするのではなく、相手の言うことを整理しながら、正確に聞くこと。

四つ目は、「質問」です。
これについては、質問法などが取り上げられています。
相手が言いたいことを聞き出すことでしょう。

最後が、「言語化」です。
言語化するということは、それなりに労力がかかることです。
言語化のコストを払う方になることです。

ここまで書いていて、やっぱりもう一度読もうと思いました。
誰かに「頭がいい」と思われたいためではなく、自分を変えるためにもう一度読んで、整理して理解しておきたいと思いました。

麦二郎

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