『マンガでわかる!驚くほど仕事が片付く!情報整理超入門』岡野純

No.1800 2023年9月3日読了

この本はマンガでわかりやすく解説されたGTD(Getting Things Done)の本と言えます。
物事を成し遂げると言う意味で、デビッド・アレンという方が著書の中で提唱したタスクなどの管理手法です。
デビッド・アレン著『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』は、2回ほど読んだのですが、なかなか難しくて実践ままならないまま、今に到るなのです。
でも、そのエッセンスをこの本は、見事に簡易に教えてくれます。
この本が説く順番に思考を巡らして、実際にやってみたなら、きっとうまく行くのではないかと思うくらいです。

情報は1か所(Inbox)に集めて、要らない情報は捨て、要るものはしかるべき場所に移動させる。
Inboxは定期的に処理してインボックスゼロの状態を作る。
情報からタスクを抜き取って、ToDoリストとして保管する。
情報は覚えておこうとせず、全てメモしておき、このメモもインボックスゼロの状態を作る。
頭の中にあることは全て洗い出し、頭の中は空っぽにしておく。

本当にざっくりと書くと、こんなところがこの本のエッセンスなんだと思います。
最初はメールに関する情報整理について書かれていて、後半はその他いろいろな情報に言及します。
メールをフォルダーを作って分類したり、振り分けている人も多いと思いますが、そういう整理法はそのフォルダが排他的な分類になっていない時点で破綻します。
要するにどのフォルダに入っているか、わからなくなってしまうのです。
そのことからすると、フォルダ分けは諦めて、一つにアーカイブしておくのが良いということになります。
時系列でタグを付ければ、そのほとんどは検索できるのですから。

これは実践してみたくなりますね。
実践できそうに思えてきます。
それだけシンプルにまとまっているので、平易に思えるのです。
マンガだからあっと言う間に読み終えましたが、簡潔にまとまっていて、理解しやすくできています。

この本はkindle unlimitedで読みました。
これまで雑誌を見るくらいにしか使っていなかったのですが、いろんな本を読むことができるので、もっともっと活用したいと思います。

麦二郎

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