『「すぐやる」よりはかどる!仕事を「短くやる」習慣』山本大平

No.1796 2023年8月11日読了

仕事を短時間で済ませたい、そんな願望がいつもあって、こういう本を見ると読みたくなります。
仕事を短時間で済ませられる効率的なやり方が書かれている本、というイメージだったのですが、読んでみると若干期待値からは外れていた気がします。
仕事を効率的にやるノウハウではなく、仕事に時間をかけないためのノウハウの方が多かった気がします。

42項目のコツが書かれている本なのですが、いくつか実践しようと思うことがありました。
最もこれがと思ったことは、「1分で説明できる資料を作る」ことです。
何の話、依頼内容、結論、論拠、補足という5項目で資料を作るということだったのですが、これは目から鱗でした。

自分なりに仕事に時間がかかる理由を2つあげると、1つは資料の体裁に時間をかけることで、もう1つが手順を決めずに取り掛かることでしょうか。
100パーセントの資料作りをしようと意気込むことが、返って仕事に時間をかけてしまうことになります。
いわゆる凝った資料を作ろうとすることでしょうか。

あとは、メールを短くするということです。
長いメールを書く人ほど、仕事ができない人です。
自分目線でメールを書くとそうなるのだと思います。それを読む人目線で書くと、短く書ける気がします。
目線が大事なのです。

ホウレンソウ、オヒタシ、チンゲンサイ、コマツナという4つの語呂合わせも面白かったです。
ホウレンソウは知っていましたが、オヒタシで返すのが良いと言うことは、知らなかったです。
もちろん、チンゲンサイやコマツナも。
それが何か興味のある方は、ぜひこの本を読んでみてください。
ネット検索で出てくるかも知れません。

こういう本は実践が大事と思います。
42全てを実践しようとすると、失敗します。
このうちのいくつかをさっそく実践してみたいと思います。

麦二郎

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