冬空

麦二郎
麦二郎

今朝は7時少し前に、家を出た。
愛犬ふたばと二人。十数分の短い、朝の散歩。
玄関のドアを開けて、空を見たら、冬の澄んだ青空が広がっていた。
少なくとも、180度は雲ひとつ無い。

ふたばは、朝はあまり歩きたがらないから、近所の公園を通って帰って来る短い散歩だ。
富士山の冠雪が麓まで広がっていた。
大山やその後の丹沢山系の山々も薄く雪化粧していた。
日曜日の朝、町はとても静かだった。
突然僕の周りから人が居なくなったか、と錯覚しそうなくらい。
日曜日の朝は、きっと遅いのだろう。

季節は変わろうとしているから、こんな冬空はもうあまり見られないだろう。
この空を、この風景を見られたことが、とてもラッキーなことに思えた。
そう、今日はとても運の良い日なのだ。
今日は、きっと好い日になる。

愛犬と二人の散歩の後で、一人でいつものウォーキングに出掛けた。
青い冬空の下を歩いた。
車通りがとても少なくて、快適な散歩だった。
とても静かな寒川の田園地帯を歩いた。

360度見渡す限り、雲は無かった。
とても静かな日曜日の朝。
透き通った冬空が広がる、日曜日の朝だった。

麦二郎
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