『時間最短化、成果最大化の法則』木下勝寿
No.1748 2023年2月19日読了
成果は、スキルよりも思考アルゴリズム(考え方のクセ)によって、何十倍にもなるという主張の本です。
その思考アルゴリズムに関する45の法則が、5章立てで掲載されています。
第1章はすぐやる人に始まり、順に目標達成する人、ノーミス人間、自分で考え行動する人、最後の第5章が成功者です。
法則と言っても特別感はありません。
要するに当たり前のことを当たり前にやるという類のことが多い気がします。
気になった法則をメモしておきました。
最初の「ピッパの法則」は、その場ですぐやるか、いつやるかをその場で決めるという考え方です。
「後でじっくり考えない法則」は、要するにアイドリングタイムを長く取らずにすぐにできるようにしておくという考え方です。
すぐやる人になるためには、すぐやるしかありません。
僕も物事を始めようとする時に、割とじっくり考えていたりします。
結局期限が迫って来て、焦って実行に移すことが多いのですが、実行すると短時間でできたりすることが多いことに気づきました。
この本を読んでいて、なるほどそうだったのかという気づきを得ることができました。
この本の最後には、「幸せは足元にあるの法則」について書かれています。
そのとおりだと思ったのは、結局一番幸せを感じる瞬間は、一生懸命何かをして1日を終えた時に、ほっと一息つきながらビールを飲む瞬間なんです。
些細なことですが、人生はそういうことの積み重ねなんだと思います。