『感性のある人が習慣にしていること』SHOWKO

麦二郎
麦二郎
2023年2月1日

No.1739 2023年1月24日読了

自分には感性があまり無いと思っているので、このような本を目にすると、ついつい読みたくなってしまうのです。
著者は、陶芸家。SIONEというブランドを立ち上げていらっしゃる方。

感性を養う習慣には、5つあるそうです。
観察する習慣と整える習慣、視点を変える習慣、好奇心を持つ習慣、決める習慣の5つです。
この本は、5つにカテゴリー分けされた49の習慣について一つ一つていねいに解説されている本です。

「感性のある人」とは、正解のないことに自分で答えを出せる人のことと、定義しています。
要するに、自分の価値観を持っている人なのでしょう。
自分なりの正解をしっかり持っている人と言い換えることができます。

そういう人には憧れます。
僕の場合は、良く言えば柔軟性があると思うのですが、裏返すと信念が無い人みたいな気がします。
そういうコンプレックスを持っているのです。

とは言え、この本では感性を養うことはできるとのことです。
49もの習慣全てを身に付けるのは、困難です。
気になったものを試しに実践してみることにします。

いくつかやってみたいことを挙げてみましょう。
「お酒の味わい」を言語化してみる。
「解説を読まずに」美術鑑賞してみる。
「財布のなか」を整えてみる。
「目的もなく」絵を描いてみる。
「なぜ?」と問い続けてみる。
「20年使えるもの」を買ってみる。
「目的地」をつくらずに歩いてみる。

こんなところでしょうか。
この本の最後には、こんなことばがありました。
「感性とは生き方そのものです」
生き方を見つめ直して、そしてていねいに生きてみるのが良いのかも知れません。

麦二郎

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