キジ

麦二郎
麦二郎

4月8日の朝のウォーキングでのこと。
春になって大きな鳴き声が聞こえ始めたので、寒川の田園地帯にキジを見に言って来ました。
キジがこんなに身近なところに居るなんて、思っていませんでしたが、ここへ引っ越して来て僕の中のそういう常識と思っていたことが覆りました。
里山地帯には居るものなのですね。
一度そういうことを知ると、意外とキジを眼にするものです。
千葉のゴルフ場でも何度か見かけました。

キジは春になると縄張りを主張するため、「ケーンケーン」と高く大きな声で鳴きます。
母衣打ち(ほろうち)と言うそうですが、鳴いた後で両翼を広げて胴体に打ちつけてブルブル羽音を立てることがあります。
留鳥なのですが、繁殖期の春以降しばらくの間は良く鳴くので、見つけやすいせいか、見かけるのはこの時期が中心です。
たまに冬でも見かけたことがありますが、滅多にありません。
見かけるのは大きな声で鳴く雄がメインです。雌を見かけることは少ないのですが、この日は番いを見ることができました。

とてもラッキーでした。
番いで見かけたことは、過去に数回しかありません。
雄はこの時期頻繁に見かけるのです。
雌は見つけられないだけかも知れません。派手な雄に比べて、ぐっと地味でやや小さいのが雌です。

この日はコチドリやツグミも見かけました。
ツグミは冬鳥なので、もうそろそろ北へ帰るのではないかと思います。
ツグミは物思いに浸っているかのように、じっとして斜め上を見つめているようにしています。
何となく気になる野鳥です。

麦二郎
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