『ずっとあなたが好きでした』歌野晶午

麦二郎
麦二郎

No.1665 2022年1月22日読了

この本は、なぜかずっと本棚の端っこに積ん読されていました。
660ページくらいある、とても分厚い本だったからかも知れません。
歌野晶午さんの本なので、楽しみを取っておきたかったのかも知れません。
買ったのは、2018年2月3日頃のことらしいです。今となっては定かではありませんが、当時は買ったらすぐに写真を撮っていましたので、その写真の日付がそうなんです。

50ページ前後の短編が13収録されている本です。
タイトルどおり、全ての短編は「恋」がテーマです。青春時代あり、ネットあり、初老時代ありという、ほんとうにいろいろな「恋」の物語です。
でも、これ以上は語れません。何故なら、著者は歌野晶午さんだからです。
ネタバレは絶対に避けなければなりません。
こういう小説って、書評は書きづらいので、積読本の話をしましょう。

去年まで、僕の本棚には積読本がそれこそ50冊くらい貯まっていました。
読みたいと思った本は、読みたいと思った時に読んだ方が良いです。時を逸すると、長い間読まないままとなってしまいます。
去年は何とか、積読本を減らして、今はずっと前からの積読本はこの本を含めると3冊になりました。
あと一息です。最近買った本も並んでいますので、これから読む本としては10冊程度あります。
全然無くなると淋しいので、10冊を越えないようにするというのが、今の目安です。

この本を読んで、とても面白かったと思うと同時に、4年近く積読本化していた本をやっと読めた達成感を少し感じました。
それにしてもこの本、とても面白かったとだけ、お伝えしておきます。

麦二郎

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